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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
失踪し、アル中になり、そして戻ってきた漫画家・吾妻ひでおの実話。
ちょうど、ギリシャでは、年金削減に抗議し「ゴミをあさる前に」と自殺をするという事件がありました。仕事を放り出して逃げ、自殺未遂から家出、ホームレス化。見つかって保護されるもアル中で強制入院。辛いことだらけのはずですが、ずいぶん明るく描かれています。この客観視がすごい。もう誰にだってこういう可能性はある時代、と怯えながらも部分的に憧れ。
アル中、失踪、死の一歩手前。この画風タッチなのに、なぜこんなに確実に悲惨さが伝わってくるのか不思議に感じながら読了。おそらくそれは絵の抽象化の完成度のせいなんだと思う。手塚治虫とか永島慎二とかもそうだと思うけど、ホントに絵そのものコマそのものがとても多くの情報量をもってる。マンガってこうでないと、こうでないと。
あとがきのとりみきとの対談でこの異常を自ら作品として成り立たせた素晴らしさについて、ガロ世代の漫画家たちが精神に異常をきたすとともにその漫画作品自体も壊れていったことと対比して、賛辞を送られていた。最近、その最たるものと思われる、安部慎一の「僕はサラ金の星です!」を読んだばかりだったので、おおきく首肯せざるを得なかった。あれは、ホントにマジ◯チ。
マンガだからまだ明るく読めるが、現実は・・・。
具体的にお金のない生活を知ることができて貴重だった。
昔本屋で途中まで立ち読みしたことがあったのですがこの間図書館に置いてあったのでこれ幸いと借りて読みました。明るく書いてらっしゃいますが本人も家族も大変だったろうなあ…と思いました。個人的には本人よりきっとご家族の方が大変だったのではと思うのですが。
特にアルコール依存症時の入院日記は怖いですね。昔中島らもさんの本を読んだ時も思ったのですが傍から見ると明らかにおかしいだろうと言う酒量を自分ではあまり気付かず飲んでしまっている所がこの病気はそういうものなのかと怖かったです。それにしても吾妻さんの奥さんはイイ人だなあ。離婚されても文句言えない状況ですね。これは…。
そしてある意味行き詰っている人は身体を動かして忙しく働くのも良いことなのかもしれないとか思いました。肉体がつかれているとあまり悩みもなく寝られますしね。
吾妻ひでおって、漠然と名前を聞いたことがあるくらいだった。
でも、とっても売れっ子だったんですね。恥ずかしながら知りませんでした。
1968年に十勝の片田舎から上京して、『ふたりと5人』などでブレーク。
名前も売れて、奥さんもいる人が、なぜ、失踪・自殺未遂をしたり、ホームレス生活をしたり、アル中になったりするのか。
本書の中では、まったくのダメ男で描かれている吾妻さんですが、本当はアタマがいいんだろうということが随所に感じられる。そのギャップに興味を惹かれるのだと思う。
「私が少しずつ漫画に情熱を取り戻せたのは、山下洋輔さんの「好きなことやってないやつの顔はゆがんでいる」という言葉と、同人誌で好きなように描いているアマチュアの人々に後押しされたからかな」というあたりは、出版業界に強制されながら断りきれない自分を感じる。
『ふたりと5人』を読みたくなった。
失踪でもするかな…と思っていたところ古本屋の100円コーナーで見つけたから、買った。「なんかもうすべてがイヤ!!!」ってなったら死ぬ前に一度、とりあえず失踪しようと思った。死んだらすべて終わりで面白くないけど、ボロボロでも生きてれば、こうやってのちのち面白いネタになることもある。本人は生き地獄だったかもしれないけど。でもそれを作品に還元できるなら断然、いいよなぁ、なんて思う。
本当に想像するとものすごく悲惨な内容。しかし、たんたんと。ラストの対談にあるように、その手加減がいいのかな。著者の本業を読んでたら、また違うのかも。
あっという間に読める、というか終了。
失踪。ホームレス。配管工事。来歴。という半生。
とり・みきの言うとおり、雪景色の場面はすごい。
というか、一本線でここまでかわいい女の子を描く筆力ってかなりのものなのでは、と本書で知る。
大学生のころに買って、今もう一度読んでみたんだけど。
帯に、足の丸い四頭身で描かれた現代の旧約聖書、とあるがまさにその通り。失踪、自殺未遂、ホームレス生活、肉体労働、アル中、強制入院。壮絶なんだけど笑えちゃう。救われた気分になりました。
大学生のころはうわーすげぇなぁだけだったけど、うつ病休職中の今は前とは違う感想。なんか凄まじすぎて感動した。もう、生きたいように生きようと思います(´-`)
なんか救われたなぁ。
漫画家として成功するも、鬱から失踪。
自殺未遂・路上生活・肉体労働・アルコール生活から入院生活まで。
波瀾万丈の実体験を漫画化。
漫画では描けなかった「逃亡日記」も、合わせてお勧めです。
失踪願望が高まったある日、たまたま出会った本。漫画家として成功の影で、不安や鬱に苛まれて失踪したりアル中になってしまった時の作者のエピソードが描かれている。その間彼はいわゆる社会の底辺に潜ってきたわけだけど、衣食住への純粋な欲望が人間性を取り戻させてくれてるのかもしれないね、本格的な失踪をしたい人にはバイブルかもね。笑えないことを軽々と描けるセンスがすばらしい。妙にすっきりした。
ホームレスやって配管工やってアル中になって――経験は身を助けるのだ。
漫画家は苦しいものだと真に実感した。
望月昭氏の「こんなツレでごめんなさい。」で紹介されてて読んだ。
意外に全部マンガでびっくり!
著者のエッセイマンガでしょうか。波乱万丈なんですねぇ。アルコール依存症で入院したことが後半にでてきたり、失踪中の生活にについてだったり。
ショッキングだった。
闘えなくなる、そんな怖さを知った本。
ふと、別の側へスイッチが入ったんだろうな、と。
この著者は最終的にアル中になってしまうし
僕はそもそもお酒が飲めないのですが、「あ、なんかお酒っていいな」って思える本です。
漫画家である彼自身の波乱万丈な人生の一部の話だけれど
ホームレスになったり、アル中になったりと凄まじい人生を送っている。
捨ててある瓶から残り酒をたくさん集めた酒には、少し吐き気がした。
食べ物も全てといっていいほど捨て物だし、たばこも道端に落ちているシケモクを集めて吸っている。
ホームレスの人の気持ちも伝わってくるし、その生活まで見えてくるから
社会の片隅で生きている人たちの事を考えてしまった。
漫画化である著者が、鬱病になり、ホームレス暮らしをしていた実話を元にした漫画。
他にもアル中を治すための入院生活が描かれており、周りの患者との交流が奇妙に描かれている。
終始コミックタッチだが、実際の場面を想像するとかなり殺伐とした話。

けっこう酷い体験してるのに絵柄と作者自身の性格のせいか、そこまで酷く無い事してるって感じでよみすすめれた。





