産まない理由　今まで誰にも言えなかった私たちのホンネ

著者 : 葉石かおり

• イースト・プレス (2006年4月4日発売)

作品紹介・あらすじ

産んだ人、産むと決めている人、産まないと決めている人、産むかどうか悩んでいる人…後悔する前に知っておきたい、みんなのホンネ。

感想・レビュー・書評

[ナデシコさんの感想 · 2006年8月23日]

皆悩んでる…産みたいよね子供…安心できる環境で信頼できる人の中で自分自信を失うことなく周りでなくて自分と家族に一番いい時期に。そんな当たり前が難しい今だから…皆悩んでるんだよね…。

[sk216さんの感想 · 2019年3月7日]

私もそう言いたかった！そう思う！ということが、たくさんの事例で紹介されています。
データも含め読みやすくまとまっており、ぜひ多くの男性に読んでみてほしい一冊です。

[むつおさんの感想 · 2016年4月1日]

産まない人産みたいけどという人不妊治療中の人産んだ人それぞれの声。
仕事にやりがいを感じている人や成功している人が多いのである意味一部の人の声という気はするが実際の声を見れた印象があるし聡明な彼女らの意見はそれを採用すれば手っ取り早く解決じゃない！？という回答ばかり。
しかし誤植が目立つのでこんな大事な本こそ気をつけてほしいなと思った。
しかし産みたくない人の意見が自分に当てはまりすぎて！

[porimomiさんの感想 · 2014年5月15日]

様々な人の産まない理由が書かれていたが、みんな意外とはっきり理由があるものだなと思った。
「欲しい」理由が本能だとか、女として一人前になるとか、有無を言わせない正統で自然なものであるのに対し、「欲しくない」「産まない」理由はトラウマや経済的な問題など後天的なものだ。
やはり産みたいという気持ちは本能なのだろうか。
知りたい内容ではなかった。

[mishuranmanさんの感想 · 2013年8月5日]

30代が懐かしい。たまたま1人生んだけど、どれも確かにそういう気持ちがあったと思うものばかり。産まない理由だけじゃなくて産んだひとの話もあったのは、読んだ収穫

[midorinohitoさんの感想 · 2012年12月10日]

医者の「もう少し早く来てくれればよかったのに」、親戚の「お父さんは孫の顔見れないままで可哀想ね」、役所の人の「保育所に入れなくても頑張ってるお母さんだっているんですよ」、心無い一言が人を傷つけている。政策は当事者のニーズを反映していない。
30代前半で仕事が面白くて、子供の事はまだ考えていなかったり、もう少しあとでいいやと思っていたら欲しい時には産めないかもしれない。産まない選択だってある。タイムリミットがあることだからこそ自分がどうしたいのか、早めに考える必要があるんだと教えられた。

[マダムモリさんの感想 · 2010年10月17日]

私は産みましたが、産まないという人の理由はなんなのか、と。
ふぅぅん‥似たり寄ったりだね。
編者がいちいち綺麗ゴト風に腰の引けた良いヒトっぽい一文を挿れてるのはどうしてだろう。編者の最終的なホンネも聞きたかったですね。

[あいさんの感想 · 2009年10月3日]

自分ひとりだけの意思ではどうにもならない問題。
「普通」とか「当たり前」なんてない
誰にでも何かしらの理由があるんです。

そうそう、と思うこともあれば
へぇ〜、と目から鱗なこともある。

私は…
産みたい、でも………派、かな。
P129の方と近いのかも。

[なつめさんの感想 · 2009年1月28日]

事例をただ並べただけという印象。雑誌の読み物レベル。

[あおせさんの感想 · 2007年5月8日]

産みません、産みたいけど…、不妊治療をうけました、産みました…４つのカテゴリに属す30人の女性たちへのインタビュー

[Kannaさんの感想 · 2007年2月15日]

*

[nyonさんの感想 · 2007年2月14日]

2007.1/28

考えさせられる。
「私は産みません」「私は産みたい。でも・・・」「私は不妊治療をしています」「私は産みました」の４つの項目。
インタビュー形式。
読んでいると「いったいどうしたらいいのか」というやや破滅的な気分になってくる。
でも勉強になった。
少子化対策に携わる人に読んでほしい。

[ユウさんの感想 · 2006年8月14日]

なんかすごい「わかる〜」ってかんじだった。<BR>
体の変化を受け入れられないっていうのと、<BR>
妊娠=セックスしましたっていう証ってとこ。<BR>
私もそういうとこがイヤ。

[イノーヴさんの感想 · 2006年4月30日]

フェミニズムにどっぷり浸かっていた学生時代に読んでいたら、きっとこの本をネタに論文の一本も書いていたかもしれない。今は社会学的なテーマから一歩身を引いている（？）ので、熱く語らないが。<br>
少しずつタイムリミットは近づいているのに、切実な問題にしようとしない自分に気づいた。<BR>
ちょうど読み終えたところで、久々に再会した友人（不妊治療の末、一児の母になった）と出産・育児について語り合ったのもシンクロニシティか。

著者プロフィール

酒ジャーナリスト・エッセイスト
1966年東京都練馬区生まれ。日本大学文理学部独文学科卒業。ラジオレポーター、女性週刊誌の記者を経てエッセイスト・酒ジャーナリストに。「酒と健康」「酒と料理のペアリング」を核に執筆・講演活動を行う。2015年に一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーションを設立。国内外で日本酒の伝道師SAKE EXPERTを育成する。著書に『名医が教える飲酒の科学』『日本酒のおいしさのヒミツがよくわかる本』ほか多数。

「2023年 『酒好き医師が教える最高の飲み方』 で使われていた紹介文から引用しています。」