5万年前―このとき人類の壮大な旅が始まった

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制作 : 安田 喜憲  Nicholas Wade  沼尻 由起子 
  • イースト・プレス (2007年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872578287

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5万年前―このとき人類の壮大な旅が始まったの感想・レビュー・書評

  • あなたの祖先は、五万年前にアフリカ大陸を脱出した150人あまりの集団のなかにいた。

  • 文献や遺跡だけでなくゲノム解析でも過去のことがわかるようになったのは最近のことなので話半分で読むべきではあるけれど研究の現状はこんな感じと把握するのにはいい本だと思いました。

    出アフリカは5万年前に150人が達成したとかアガるでないの。

    肌の色がどのようにバラエティに富んでいったかという話のつかみで読んだ”チンパンジーの肌の色が日焼けの結果であって生まれたての赤ん坊の頃は真っ白である”という事に一番びっくりしたかも。

  • ヒトゲノムの研究が解き明かす人類史、
    出アフリカについての考察本。
    真偽はともかく、読み物としては割と面白い。

  • 人間の歴史を考える際に文字からわかる歴史と遺物遺跡から探る先史がある。これに近年では遺伝子解析から探る手法が加わり多くのことがわかる(推測できる)様になってきた。
    人の遺伝子が解明されたのが2003年だからまだ10年もたっていない。
    この本は遺伝子の解析から人類の歴史の再現という多くの科学者の研究を科学ジャーナリストである著者がまとめたものである。
    この本によると人類の祖先はすべて5万年前に出発した150人くらいのグループの子孫だという。
    日本人だけプリオン病を防ぐ遺伝子を失った!(他の人類はある。)
    世界言語の分類。(日本語も英語も原始同じ言語から派生した!)
    氷河期が耐寒性の遺伝子をつくったなどなど
    面白いエピソード満載です。
    推測されることはとても 面白いのにその理由は○○遺伝子が保存されていることかわ××と結論づけることができうのように、記述はあるが理解はできない。
    そのため 結論のみを味わうしかないのと、仮説につきあいきれないときは反論の一つも言いたくなる。
    これから10年もすればもっとよくわかるだろうが、現段階で読んでおいて損はない。
    そもそもヤノマミがでてくるからこの本を読みだしたのだが、チンパンジーとヤノマミがそれぞれ同種に殺される割合は同じとくくだりには考えさせられる。

  • ヒトゲノムが解き明かす人類史の謎
    はじまりは5万年前、たった150人
    人類が発した最初の言葉
    祖先たちの肖像画を描く
    ネアンデルタール人たちとの死闘
    インドに到達、さらに遠方へ
    「定住」という人類史の革命
    惨酷と利他―人間性の不思議
    人種はかくて世界に拡散した
    ユーラシア大語族の謎
    ヒトゲノムがあばく歴史の裏側
    人類進化の終わりのない旅

  • 人はどこから来てどこへ行くのでしょうか。
    永遠の課題に思われたこのなぞをゲノムが解き明かしていくという
    壮大なお話。Y遺伝子やミトコンドリアの中のゲノムの痕跡で追う
    人類の足跡、語族の枝分かれ、人の社会性はどこから生まれたか、
    同じ種族の動物を殺すのは人間とチンパンジーだけである等々
    非常にエキサイティングな話の連続でした。
    こういうジャンルが好きな人にはお奨めです。

    2007年11月23日

  • 人間の祖先はアフリカの一集団

    攻撃的性格から、進化圧力で人間性、社会性を持つように

  • 突然変異をおこすとハエの頭から先端のとがった矢じりのようなものが生えてくる遺伝子(フォークヘッド:FOXP2)という遺伝子が7番染色体上にある。ヒトで異常が起こるとブローカ野のニューロンが少なくなり、ウェルニッケ野では逆に多くなり、言語障害が見られる。この遺伝子はマウスからチンパンジーまで、一箇所しか変わっていないが、ヒトとチンパンジーでは2箇所異なっており、急速に変化していることから言語に関係すると考えられている。20万年ほど前に、今の形になったと考えられている。ネアンデルタール人は10万年ほど前から栄えていたが、45000年前に現生人類に駆逐された。全般に翻訳がひどい。遺伝子、遺伝、DNAなどの語彙がめちゃめちゃで、意味がとりにくいマイクロセファリン、ASPMという二種類の遺伝子はそれぞれ37000年前に出てきてヨーロッパと東アジア、6000年前より中東とヨーロッパに多い遺伝子でともに脳の大きさを規定している(アフリカ人にはないが、未発見の同じような遺伝子が存在するかも)宗教は集団を結びつけ、言語はよそものをすばやく発見して排除するために、それぞれ発達してきたという。ヒトの進化は5万年前に止まっているのではない。マイクロセファリンやASPMのような遺伝子が新たに出てきたり、嗅覚受容体の遺伝子や野生植物の解毒に関する遺伝子などは失われてきている。乳糖耐性の遺伝子も牛乳を飲むようになった6000年前頃に出てきた。

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