羅生門 (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 249
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872578348

作品紹介・あらすじ

天災や飢餓に苦しむ平安時代の京都。都のシンボル羅生門にも盗人が住み、死人が捨てられ荒廃していた。屋敷をリストラされ路頭に迷う使用人が、死人の髪の毛を盗む老婆と出会い、生きるための手段を模索する表題作「羅生門」。その他、大正文壇の寵児が今昔物語を題材に描いた「王朝もの」と呼ばれる作品全3編を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • 「羅生門」「偸盗」「藪の中」
    芥川龍之介はおもしろいかも。

  • 大正の文豪、芥川龍之介の作品を漫画化!
    羅生門、偸盗、藪の中の3作品が読める。

    羅生門が短編作品だとは知らなかった。

    どうやら、すべての作品に多襄丸が登場するらしい。
    どの順番で読むべきか、真相は藪の中…

  • まず短編集なのを初めて知った。

    表題は1番初めのものだが、マジで気色悪い内容だった。ホラーすぎる。いや、こんな話が生み出されて後世に継がれるってのが不思議。文才が際立っているのだろうと推測する

    『鼻』が夏目漱石に絶賛されて、教職のかたわらこの短編集を刊行。しかし、薬物自殺、享年35歳。本当に人生はわからない。

  • 絵が特徴的すぎるなあ。
    羅生門、偸盗、藪の中。
    荒れ果てた京都を舞台にした物語3編が収録されています。
    殺伐とした物語はすべて、民衆を顧みない政治が生み出したものなんですよね。
    国が、京が豊かであればこんなことは起こらなかった。
    切り捨てられたものたちの物語。
    それを読み楽しむ私たち。

  • 羅生門 偸盗 藪の中 3話収録

  • 2018/07/31読了

  • 芥川龍之介がこんなに面白いなんて知らなかった。
    それを教えてもらったので星⭐️5

  • 今昔物語を題材に描いた「王朝もの」と呼ばれる作品全3編、個人的には「藪の中」が構成展開とも面白いと思う。
    芥川龍之介の入門書としてはいいのではないだろうか。

  • まんがで読破を読み切るシリーズ。羅生門、偸盗、藪の中の三部作。羅生門自体は読んだことがある気がするけれど、教科書で読んだだけなのかとも思ったり、杜子春や蜘蛛の糸と記憶が混ざっていたりするから、それらが一緒に載った文庫だったのかとも思って見たり。
    今昔物語をベースに芥川が近代小説に。結局、誰を信じたらいいんだよっていうのが、共通しての感想。

  • 芥川の短編、羅生門・偸盗・藪の中を気軽にマンガで読めます。

    羅生門って、建物のことだったのか。

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著者プロフィール

1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大大学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。

「2021年 『芥川龍之介大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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