罪と罰 (まんがで読破)

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  • イースト・プレス (2007年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872578355

罪と罰 (まんがで読破)の感想・レビュー・書評

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  • 2015年8月6日読了。まんがで読破シリーズ、未読のドストエフスキーの名作を読んでみた。自分を天才であると考える・または天才であろうとする主人公ラスコーリニコフの苦悩は現代人である私からも非常に共感できるのは、本作品が人間の本質を突いているということなのか、人間社会がドストエフスキーが活躍した19世紀から大して進歩していない、ということなのか。原作を読んでみたい。

  • 漫画で読破!ということで、あっというまに読破できた。
    自らを「天才」と称し、正義のためにと意地悪な金貸しのお婆さんとその妹を殺害したロージャ。完全犯罪をやりとげながらも、激しい苦悩に襲われるようになる、という話。

    自分こそが正しい、と思い込むことこそが、あらゆる罪の根本なんだなって思った。
    ラストの、人々がみな自分を正義とする世界の悲惨さに絶望した夢から目覚めて、傍らにいるソーニャの愛に気付き、再生への道を歩んでいくところが印象的だった。
    悔い改めるってこういうことなんだなぁ。
    きっと内容はかなり端折られてると思うんだけど、かなりの充実感。いつか原作とも読み比べてみたいな。

  • あの、ドストエフスキー の「罪と罰」のまんが版です。

    原作は読んでません。

    内容を簡単にいうと

    大学を中退した貧しい青年が
    とってもケチな質屋のお婆さんを殺害してしまう。

    という話です。

    では、なぜ婆さんを殺してしまったかというと、

    全ての人間は凡人と非凡人に分かれる。
    非凡人は犯罪を行う権利をもっている

    っていう考えをもってました。

    例えば、

    とんねるずのタカさんが、アイドルに抱きついたり、蹴ったりしても怒られないのは、非凡人だからで、
    普通の人がやると大問題になります。


    これと同じことを主人公が考え、
    婆さんを殺しましたが、
    毎日、うなされる毎日を送っていました。

    結局、主人公は凡人でした。

    という話。

    なんか、まんがだと深みがなかったな。
    ちゃんと、原作読まないとね。
    でも、内容をざっくり理解するには丁度いいかもね。

  • Kindle版をセール購入。現在は(Kindle版の)取り扱いがないようなのでこちらで。
    読みやすい。苦悩を上手くあらわしていると思う。

  • まんがで読破を読み切ろうシリーズ。罪と罰は海外文学の名著も読んでみようって買ってみたものの、そのまま積読。駐在の上海にも持って行って、持って帰ってきて。その後の度重なる引越のどこかのタイミングでブックオフに行ってしまっておりました。
    重たそうだったので、結局原著を開けることが出来なかったわけだけれども、まんがにしたって、重いものは重い。
    天才だったらなんでもやっていいのかよと思ったりもしながら、推理小説なのか、宗教を説く話なのか。
    「まんがで読破」シリーズでたまにある、現代の話を交えたエピローグ。あれ、余計な気がする。

  • 「非凡人(英雄)は凡人と違って、"正義"のためなら何をやっても許される」
    という考えに取り憑かれて、一線を越えてしまった主人公の葛藤、ドストエフスキーの大作がよく表現されているが、脇を固める人々の生き様も短い漫画の中に結構きちんと表現されていて、上出来の一冊。
    個人的にはソ―ニャの父、役人アルメラドフの、
    「私は苦しむために飲む。飲めば飲むほど自分が下劣な人間だとわかる。」
    というセリフが印象的だった。

  • 面白かったですよ。

    20161227

  • 英雄は結局全て許される、殺人は悪か?悪事の一つ二つ正義の為なら許される。ラスコリニコフは自らを天才だと過信し自分が貧乏で金がない現状を打開するには、強欲な金貸しババアを殺し金を奪っても許されると思い込み、念入りに計画を立て作戦実行するのだが、ババアの妹から殺害を目撃されババアの妹までも殺害してしまう。ババアの妹は誠実で優しい女性だった。完全犯罪になりそうだったのに切れ者判事から目を付けられ段々とラスコリニコフの精神は衰弱していき…娼婦のソーニャの存在に救われるのだが、正義もそれぞれの立場で価値観が変わるものだとラスコリニコフは夢で見た新世界で気付く。最後に人生には堪え難い苦しみと限りない幸福があると知る。ラスコリニコフの極悪人になれない精神衰弱していく様子が見応えあった。

  • 原作を読みたいと思い、難解さがあると感じていたので、漫画から入れば読みやすくなるだろうと思って読んだ次第である。大まかな内容は理解できたような気がするので、原作も読みやすくなると感じた。主人公が殺人を犯し、罪と罰とはどういうことかなど苦しみもがいている最中、娼婦と出会い、自分と向き合っていくために、自首して欲しいと言われ、自首したが、意外な判決に寛大さを感じ、その後刑務作業をする姿は、自分の過ちを真摯に受け止め、後悔の念、自身を罰している気持ちが感じられる。当時から新世界の出来事は予言しているかのよう。

  • 筋はそのまま。
    しかし、どうしてソーニャとドゥーニャをこんなに面長にしてしまったのか。

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罪と罰 (まんがで読破)の作品紹介

頭脳明晰な青年ラスコリニコフは独自の倫理観に基づき、強欲な金貸しの老婆を殺害し、目撃者のその妹まで殺してしまう。想定外の事故、良心の呵責、警察の捜査の影に怯え始めるラスコリニコフ。自首か、逃亡か。娼婦ソーニャの生き方に心を打たれた彼の選んだ結末は…?「現代の預言書」とも呼ばれるロシア文学の最高峰を漫画化。

罪と罰 (まんがで読破)のKindle版

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