罪と罰 (まんがで読破)

  • イースト・プレス
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本棚登録 : 721
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872578355

感想・レビュー・書評

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  • ふつうにおもしろくてこまる

  • 有名な作家の有名な作品を、内容はだいたい知っておきたいけど全部読むのは…って時に役立ちます。
    絵がちょっと怖いけど、それが世界観を出しているのかなーって感じです。

  • 感動した。自分を絶対的に正義だと過信することの愚かさが痛烈な物語で語られている。誰しもが持つ、悲しい性を鮮やかに描いた作品。

  • 背表紙説明より
    「俺はやはり天才 選ばれた人間!
    頭脳明晰な青年ラスコリニコフは、独自の倫理観に基づき、強欲な金貸しの老婆を殺害し、目撃者のその妹まで殺してしまう。想定外の事故、良心の呵責、警察の捜査の影に怯え始めるラスコリニコフ。自首か逃亡か。娼婦ソーニャの生き方に心を打たれた彼の選んだ結末は・・・?「現代の預言書」とも呼ばれるロシア文学の最高峰を漫画化」

  • 学生時代普通に挫折したのと。10円だったので購入。主人公の考えと実行後の苦悩がよくわかり面白い。あー、こんな話だよねくらいのレベルになれるのが良いところ。

  • まんが 罪と罰 原作:ドストエフスキー イースト・プレス

    あの長編小説を190ページのマンガにドキュメント
    それでも解りやすく筋書きと著者の思いが伝わるからすごい
    悲劇なのに後味が良いのも読み手にとって幸福だ

    マンガの長所として
    名前のわかりにくいロシアの小説などは
    顔でわかるのでとても読みやすい点だろう

    原文で読めるわけでもないから
    ある意味これでも十分だと言えるかも知れな

  • かなりコンパクトにまとめてあるので、わかりやすく、短時間であらすじを把握することができる。ただ、読んだあとに余韻を残すので、吸収する時間もいる。何度か読むと、そのたびに思うことが違いそうな本。

  • Kindle版をセール購入。現在は(Kindle版の)取り扱いがないようなのでこちらで。
    読みやすい。苦悩を上手くあらわしていると思う。

  • まんがで読破を読み切ろうシリーズ。罪と罰は海外文学の名著も読んでみようって買ってみたものの、そのまま積読。駐在の上海にも持って行って、持って帰ってきて。その後の度重なる引越のどこかのタイミングでブックオフに行ってしまっておりました。
    重たそうだったので、結局原著を開けることが出来なかったわけだけれども、まんがにしたって、重いものは重い。
    天才だったらなんでもやっていいのかよと思ったりもしながら、推理小説なのか、宗教を説く話なのか。
    「まんがで読破」シリーズでたまにある、現代の話を交えたエピローグ。あれ、余計な気がする。

  • 「非凡人(英雄)は凡人と違って、"正義"のためなら何をやっても許される」
    という考えに取り憑かれて、一線を越えてしまった主人公の葛藤、ドストエフスキーの大作がよく表現されているが、脇を固める人々の生き様も短い漫画の中に結構きちんと表現されていて、上出来の一冊。
    個人的にはソ―ニャの父、役人アルメラドフの、
    「私は苦しむために飲む。飲めば飲むほど自分が下劣な人間だとわかる。」
    というセリフが印象的だった。

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著者プロフィール

(Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy)1821年モスクワ生まれ。19世紀ロシアを代表する作家。主な長篇に『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』『未成年』があり、『白痴』とともに5大小説とされる。ほかに『地下室の手記』『死の家の記録』など。

「2010年 『白痴 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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