罪と罰 (まんがで読破)

  • イースト・プレス
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本棚登録 : 718
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872578355

作品紹介・あらすじ

頭脳明晰な青年ラスコリニコフは独自の倫理観に基づき、強欲な金貸しの老婆を殺害し、目撃者のその妹まで殺してしまう。想定外の事故、良心の呵責、警察の捜査の影に怯え始めるラスコリニコフ。自首か、逃亡か。娼婦ソーニャの生き方に心を打たれた彼の選んだ結末は…?「現代の預言書」とも呼ばれるロシア文学の最高峰を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • 予約してやっとまわって来た図書館の本。人気があるようだ。
    難しそうな話はまずは漫画で。このような本はありがたい。
    いつか原作も読んだ方がいいのかな〜(-_-;)
    登場人物の顔の絵が不気味だった。面長で目の細い人が多い^^;

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      なおなおさん
      「罪と罰」のマンガは、猫も若かりし頃に手塚治虫や大島弓子(タイトルは「ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ」)が描いた作...
      なおなおさん
      「罪と罰」のマンガは、猫も若かりし頃に手塚治虫や大島弓子(タイトルは「ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ」)が描いた作品を読んだ。何だか再読したくなってきました、、、


      2022/04/11
    • なおなおさん
      わぁ!猫丸さん!
      コメントをありがとうございます。
      「罪と罰」色々とあるのですね。早速検索したら図書館に蔵書なし(T_T)
      手塚治虫さんが好...
      わぁ!猫丸さん!
      コメントをありがとうございます。
      「罪と罰」色々とあるのですね。早速検索したら図書館に蔵書なし(T_T)
      手塚治虫さんが好きなので、特にこちらは気になります。見つけたら購入しちゃうかも。
      ご紹介いただき、ありがとうございました(^_^)
      2022/04/11
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      なおなおさん
      見つかると良いですね!

      罪と罰|マンガ|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL
      https://tez...
      なおなおさん
      見つかると良いですね!

      罪と罰|マンガ|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL
      https://tezukaosamu.net/jp/manga/282.html
      2022/04/13
  • 自分だけが正しいと思い込むのは病、という最終章の言葉が深かった。まるで世界大戦を予言してるような言葉だな、と思ってしまった。

  • 多分原作と結構違うと思う。特にエピローグ。

  • この「漫画で読む世界の名作シリーズ」は「マツコ&有吉 かりそめ天国」でも紹介されておりましたが、
    タイトルや作者は知っているが読んだことがない、という作品が気軽にマンガで読むことができます。
    内容は特別好きなわけではないですが、これを読めば
    「いや~優しすぎてソーニャかと思ったよ~」
    「そんなラスコリニコフみたいに自己正当化してもダメだぞ~」
    など罪と罰ツッコミにより同僚のハートをがっちりキャッチすること間違いなし。(あり。)

  • 過去の既読本

  • こんなお話だったのね。先輩が「『罪と罰』を読まない」読了後、『罪と罰』を読了。お前も読むよなの圧に負けて「まんがで読破」に手を出してしまった。

  • 2015年8月6日読了。まんがで読破シリーズ、未読のドストエフスキーの名作を読んでみた。自分を天才であると考える・または天才であろうとする主人公ラスコーリニコフの苦悩は現代人である私からも非常に共感できるのは、本作品が人間の本質を突いているということなのか、人間社会がドストエフスキーが活躍した19世紀から大して進歩していない、ということなのか。原作を読んでみたい。

  • 漫画で読破!ということで、あっというまに読破できた。
    自らを「天才」と称し、正義のためにと意地悪な金貸しのお婆さんとその妹を殺害したロージャ。完全犯罪をやりとげながらも、激しい苦悩に襲われるようになる、という話。

    自分こそが正しい、と思い込むことこそが、あらゆる罪の根本なんだなって思った。
    ラストの、人々がみな自分を正義とする世界の悲惨さに絶望した夢から目覚めて、傍らにいるソーニャの愛に気付き、再生への道を歩んでいくところが印象的だった。
    悔い改めるってこういうことなんだなぁ。
    きっと内容はかなり端折られてると思うんだけど、かなりの充実感。いつか原作とも読み比べてみたいな。

  • あの、ドストエフスキー の「罪と罰」のまんが版です。

    原作は読んでません。

    内容を簡単にいうと

    大学を中退した貧しい青年が
    とってもケチな質屋のお婆さんを殺害してしまう。

    という話です。

    では、なぜ婆さんを殺してしまったかというと、

    全ての人間は凡人と非凡人に分かれる。
    非凡人は犯罪を行う権利をもっている

    っていう考えをもってました。

    例えば、

    とんねるずのタカさんが、アイドルに抱きついたり、蹴ったりしても怒られないのは、非凡人だからで、
    普通の人がやると大問題になります。


    これと同じことを主人公が考え、
    婆さんを殺しましたが、
    毎日、うなされる毎日を送っていました。

    結局、主人公は凡人でした。

    という話。

    なんか、まんがだと深みがなかったな。
    ちゃんと、原作読まないとね。
    でも、内容をざっくり理解するには丁度いいかもね。

  • ●自分は天才だと勘違いしてる人間が悪い事をし、潜在意識の中にいる自分が主張するので、その主張に耐え切れず自首し、罪を償う話。

    ・仏教でいうところの罫礙にあたるのかな。
    ・どんな事であっても人を殺してはなりませんね。

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著者プロフィール

(Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy)1821年モスクワ生まれ。19世紀ロシアを代表する作家。主な長篇に『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』『未成年』があり、『白痴』とともに5大小説とされる。ほかに『地下室の手記』『死の家の記録』など。

「2010年 『白痴 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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