学問のすすめ (まんがで読破)

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  • イースト・プレス (2008年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872579093

学問のすすめ (まんがで読破)の感想・レビュー・書評

  • 福澤諭吉がこんなに苦労を重ねて偉大な人物に

    なったとは全く知らなかった。

    慶応大学の創始者、1万円札に印刷されている顔

    というほどの印象しかなかった。受験では日本史

    専攻だったのに恥ずかしい・・・。

    福澤諭吉は大分県で下級武士の息子として

    生まれた。小さい頃からその身分による

    差別に悔しい思いをし、いつか必ず地元を

    でていくと決意する。

    そんな中、長崎でオランダ語が話せる人が必要となり、

    諭吉は真っ先に手を上げてオランダ語を必死で

    勉強する。その後大阪にわたり、緒方洪庵の元でも

    オランダ語を学ぶこととなった。そして兄貴が

    死んだのを機に、江戸にオランダ語を教えにいくことに。

    しかしこの時オランダ語がグローバルスタンダードと

    思っていた諭吉はオランダ語が、横浜の外国人居留地では

    全く通じないことに衝撃をうける。そして世界共通言語

    は今や英語であることを知らされる。ここで諦めないのが

    諭吉のすばらしいところ。今度は英語を習得しようと

    必死で勉強を始める。するとオランダ語と文法が似ているので

    比較的簡単に覚えることができた。

    こうして英語を得意とした諭吉は幕府軍使節団のの通訳として

    世界中を飛び回り、世界の文明文化を「西洋事情」という本で

    日本人に紹介した。

    というような話。

    この時代世の中は封建社会で身分が完全に固定されていた。

    生まれた家族によってほとんど運命が決まっていたのであった。

    諭吉はこの不公平に嫌気がさし、自分がこれを破る前例になろうと

    必死に勉強し常識を覆していった。

    普通だったら親や周りに洗脳されて、生まれた時の身分が当然の

    運命だと思うはず。それは大手企業や人気企業に行けば安心だという大学生や

    その親達の考え方と似たようなものであると思う。

    「学問のすすめ」で諭吉が伝えたい事は

    人は生まれながらにして平等であるということ。

    平等になり自由になること。真に自由になるということは独立心

    を持つこと。独立心を持つためには学問が必要であるということ。

    そして学問とは何か。

    学問とは知識の応用と経験。単に教科書を読むことではなく、

    身につけた知識を実際の現場で使い応用していく。

    また真の独立心をもつには判断力も必要。

    自分の能力を常に点検すること。

    能力が低ければ高める必要がある。その方法は

    ①観察
    ②推論

    観察、推論、読書で知識を蓄積し、人と議論して情報交換し

    見識を深める。正しいと思った意見は人前で発表する。

    見識を深めればおのずと自己の判断力も高まる。

    我々は現状に満足することなくより高い精神の段階を

    めざして進んでいかなければならない。

    という感じ。

    なんかこれが人間の真理なのかなーとか思いつつも

    別にこれが正解である必要なんて全くないなーとも感じる。

    やっぱ後悔なき人生をおくればいいんじゃないかな。

    で、結局後悔する理由として学問をしてないとか、判断力がなかった

    とかあるから、福澤さんはこんな風に書いたんじゃないの?

    違うか?

    まーでも偉大である人には変わりないし、説得力もたしかにある。

    この本を大学入学前に呼んでいたらもしかしたら慶応大学

    いってたかもね笑

    ってことでまんがシリーズめっちゃ読みやすくて分かりやすいです!

    ぜひお試しあれ!

  • 「学問のすすめ」の紹介ま巻末に少しあるが、福沢諭吉の生い立ちと半生が主に描かれていて、彼の思想的背景及び時代的背景を知ることができ、それが学問のすすめにつながっていくのだと思う。
    それにしても、この時代の300万部というのは、途轍もなく凄いというか、民の学ぼうとするエネルギーの凄さを感じる。

  • 人間は現状に満足せず、より高い精神の段階を目指して、進みなさい!/諭吉19歳、「人が読む物なら、横文字でも何でも読んで見せます!」、此れは、自分に似ている!/初渡米「日本の将軍の子孫は15代ずっと敬われています」、米国人「評価されるべきは、親が何をしたかでは無くて、★本人が世の中に何を残したかです」、封建制度の“しがらみがない”異文化を知り、★独立心こそが、人を進歩させる事に、諭吉さん気づく!/読み、★私自身に問う、己を「過大評価」している点、己を「過小評価」している点、★己は「今後どう生きたい」かを軸に、生きていきたい、と。

  • 福沢諭吉の生涯がわかる本。オランダ語を最先端の文化や技術などの最先端だと思い勉強していたが、英語だと知らされまた勉強をやり直したりとバイタリティーあり、かつ頭もイイ〜。

    福沢諭吉の教えは今も通じるところがあり【人生の棚卸しをして常に自分の今を知って行動しろ】、【学問とは実践が伴うもの】
     自己の独立と5つの要素は【健康な体】【知恵をしぼる】【物欲がある】【道理を飛び越さない誠実さ】【物事をせんたくできる意志の強さ】
    この5つをコントロールできる人が自己の独立と成功の秘訣とある。

    また、【理想が立派でも行動力が伴わないのはダメ】

    自己の能力を高めるのは【観察】【推論】【デイスカッション】【正しと思ったらスピーチする】が挙げられる。

    世の中の情報が溢れており、取捨選択できる判断力も大事とある。人は判断力が欠けると変な宗教に騙されたり、詐欺にあったりする。
    また他人を意識し過ぎるのを、見栄をはって生きようとするのも駄目である。

    人望も大事で大切なのは明るい態度とハキハキした挨拶とある。社会の荒波や学生時代に曲がった考えがあると人は明るくなれなくなる。

    最後に社会貢献とあり、未来の人びとに種をまけることができること。
     
    補足)自由とは独立でできること。独立とは人から干渉受けずにかつどうできること。それは他者を頼らず自分の身は自分で始末つける独立心からなる。

    なので、会社に依存する社畜もダメということになる。

  • 福沢諭吉に興味もって。
    知れば知るほどすごい方だなぁ。

  • 「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云えり」…
    人間の尊さを説き、明治初期の刊行後300万部以上の売れ行きを記録、
    現在も日本人を啓蒙し続ける大ベストセラー『学問のすすめ』―。
    私たちは何を信じ、何を疑うべきか?自由とは何か?義務とは?独立自尊とは?

    自由とは独立できること。独立とは他からの干渉を受けずに活動できること。

    福沢諭吉は自由であるためには独立して生きることをすすめていて、
    『人間は自己の独立のために学問が必要』で『学問とは実学を学ぶこと』と記している。
    実生活に役立つ知識を学びましょうってことだ。読み書き、計算などなどです。

    独立心を持つ。実学を学ぶ。教科書を読むだけでなく知識を使い経験すること。
    自己を管理し計画的にしなければならない。
    観察と推論と読書で知識を増やし、議論しスピーチして見識を深め判断力を養う。品格、向上心、人望、社会貢献。

    幕末の動乱期が青春と重なります諭吉ですが、志士とは縁の薄い九州の中津藩の出身。
    薩摩・長州・土佐に生まれていて活躍した西郷隆盛・桂小五郎(木戸孝允)・坂本龍馬などとは交流はない。
    幕府がアメリカに使節団を派遣した際に同行したことが諭吉の人生を変えた。
    ちなみにそのときの艦長が「勝海舟」。明治時代になってから喧嘩というかやり合うことになる縁もできた。
    その海舟曰く「福沢は学者だからな。俺の生き方は理解できんさ。」

    中津の下級藩士の家に生まれ、
    オランダ以外の欧米とは鎖国状態だった時代に蘭学、後に英語を勉強。
    緒方洪庵の適塾でも塾長になり、
    アメリカ、ヨーロッパへ見聞を広めに赴くことになる才能と努力と運の良さ。
    日本の封建社会の狭苦しさと遅れを感じ、世界の国民国家の素晴らしさを広めようとしていた様子が分かる。

  • 全体の4分の3ぐらいが、福沢諭吉の事跡で
    残りが「学問のすすめ」
    大昔に読んだかなぁ

    体、知恵、情欲、誠実さ、意志
    自己の独立と成功の秘訣

    海賊版もふくめて300万部刊行

  • 福沢諭吉、山本物次郎の砲術、緒方洪庵の適塾で蘭学。咸臨丸でアメリカ、遣欧使節団で西洋事情出版(31歳)→慶應義塾→明治5年学問のすすめ。201407

  • 福沢諭吉の自伝と学問のすすめの内容の2本立て。
    このときの思想が、結果今の時代までつながっているということ。

  • 文庫 B002-フク 300122132

  • 【学問する努力の大切さ】【知識によって得られるもの】
    が語られています。
    中学生くらいの子とかにも良いと思います。

  • おすすめ度:85点

    「福沢諭吉物語」がとても面白かった。中津藩下級武士の子に生まれた諭吉。蘭学を学び、英語を学び、西洋を知る。それは決して平坦な道のりではなかった。諭吉が本人の努力と持ち前の積極性で、身分制度の壁という荒波を次々と明るく乗り越えていく姿は美しい。

  • 2014/1/4 読了
    分かりやすい。福沢諭吉本人のオリジナルを読みたくなる。

  • 福沢諭吉の生涯と学問のすすめを、明るく軽い雰囲気で紹介している。中津の下級藩士の家に生まれ、オランダ以外の欧米とは鎖国状態だった時代に蘭学、後に英語を勉強。緒方洪庵の適塾でも塾長になり、アメリカ、ヨーロッパへ見聞を広めに赴くことになる才能と努力と運の良さが凄い。日本の封建社会の狭苦しさと遅れを感じ、世界の国民国家の素晴らしさを広めようとしていた様子が分かる。人は平等で自由であり、責任感を持ち他人に迷惑をかけずに生きる等、独立心を持つこと。その為に学問をし、社会の為に活かすことを説いている。勉強と努力だね。

  • わかりやすいし、腑に落ちる

  • そもそも、「学問のすすめ」って、読んだ事ないかも…
    と気が付き、取り敢えずマンガから。

     半生を描き、最後に「学問のすすめ」の中身が紹介されています。我々、日本人の思考の原点というか、社会における物の考え方の基礎。だからこそ、未だに読まれているのですね。

    次は、現代語訳で読む予定。

  • 福沢諭吉の半生を描いた♪

  • ほかにも書かれている人がいるが、「学問のすすめ」の話自体は最後にちょこっとあるだけで、内容の8割は諭吉の伝記である。

    以下、個人的にいいなと思えたエピソードをひとつご紹介。

    蘭学に熱を入れ、オランダ語を習得した諭吉だったが、すでに世界の公用語は英語に移りつつあると知る。
    そこでまた一から英語を学び始めるため、ともに習得を目指してくれる協力者を探すが、外国語をひとつマスターするだけでも大変なのにさらにプラスして英語だなんてだれも乗ってくれない。
    そんな中、原田という男が仲間となってくれるが、理由が
    「日本のためだ。どんなことがあってもやりとげてやろうじゃないか」
    というのである。

    若輩者の私としては、残念ながら理解しがたい心情である。
    学問だけでなくとも、自分の時間をかなり割いてチャレンジしなければならないことを「国のため」として向かっていける精神が偉大だ。
    もちろん、国とは本質的には、同胞とも言うべき不特定多数の人間の集合なのだが、「自分」やそのごく近しい者だけの利を考えていないところがすごいなと思った。

  • 留学生とおしゃべりしてた時に、
    留学生「学問のすすめ読んだことある?私は読んだよ!」
    私「スゲぇ!」
    見たいな流れになった。
    しかし、よくよく聞いたらまんが版だったことが判明。私の言った「スゲぇ!」を返せ、という出来事があった。
    日本人の私が読んでないのも癪なので同じものを読んでみた次第。日本人でも現代語版じゃないときついのではないかと思う。

    面白かった。読んでよかった。
    志の高さに頭が下がります。

  • 福翁自伝と学問のすすめがセットになったようなマンガ本。
    とっかかりとしては、だいたいの事が網羅されてよろしいかと思います。

    子どもがこの本を読んで、興味が沸くかは、疑問ですが。。。
    とりあえず、これを教材にして、マンガっ子に学問への関心を向けさせることが可能かどうか。。。試してみたいと思います

  • 学問のすすめは最後のほうだけで、ろとんど諭吉の伝記のようでした。
    まぁ、学問のすすめがどういう時代背景で書かれたかというのがわかるという意味では、こういうのもありでしょう。

  • 全体構成は「福沢諭吉物語」と「学問のすすめ」の2部構成。
    「福沢諭吉物語(生い立ち等)」の部分が多く、「学問のすすめ」に関する部分が少ない点が残念である。
    しかし、「福沢諭吉物語(生い立ち等)」の部分に「学問のすすめ」の内容に至るまでの背景が漫画でわかりやすく書かれており、全体を通して重要なポイントを抑えていると感じた。

  • 下級武士・蘭学・英語・自由・独立
    おもしろそう。

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学問のすすめ (まんがで読破)の作品紹介

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云えり」…人間の尊さを説き、明治初期の刊行後300万部以上の売れ行きを記録、現在も日本人を啓蒙し続ける大ベストセラー『学問のすすめ』-。私たちは何を信じ、何を疑うべきか?自由とは何か?義務とは?独立自尊とは?原著者・福沢諭吉の人生と併せて漫画化。

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