ツァラトゥストラかく語りき (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス
3.24
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本棚登録 : 438
感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872579727

作品紹介・あらすじ

神に救われることを信じて「平穏」をむさぼる人間たち。彼らに生の意味をつきつけずにはいられないツァラトゥストラ。自己を超越した人間「超人」を目指すには、変わりなく永遠に繰り返される人生「永遠回帰」を避けては通れない。世界が変革を迎えた19世紀末に発表され、現代社会に大きな衝撃と影響を与えた問題作を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • 神は死んだ
    永遠回帰
    しかしニーチェへの興味はあまりふくらまなかった。

  • 原作は難解とのことで回避しました。ある事情からニーチェに興味をもち、その第一弾です。原作とは違い、原作をもとにした物語にしています。永劫回帰がテーマで、超人については触れられ方は弱いです。もう少し外堀を埋めてから本丸の原作を挑戦したいと思います。

  • ニーチェという哲学者の言葉に興味を持たせてくれるとっつき易い書籍と実感。
    本書籍では「永遠回帰」がテーマ
    「なんでこんなこと考えたんだろうか?」と率直に興味を持つことができたし、
    言葉だけは知っている「輪廻転生」との違いを調べてみる契機になったりと、
    この書籍が意図する目的通りとなったのではないだろうか?
    それにしても、「神」という存在が人々の生活の基軸にあり、その存在に疑心暗鬼になっていく感覚というのは、信仰心が薄い自分にとってはとても興味深いなと思う。

  •  牧師夫妻に育てられたツァラトゥストラ。やんちゃで一緒に育ったアレックスを捨て子とバカにする。しかし大人になった二人は、思いもよらない人物になる。
     ツァラトゥストラは、ドイツ語でゾロアスター。
     映画「2001年宇宙の旅」のテーマ曲が「ツァラトゥストラはかく語りき」。ということで若い時に本を取り読みました。が、数ページで読む気が失せました。マンガならどうだろう、と今回購入。読みやすいです。こんなドラマティックだったのか。いやこんなじゃなかったはず。wikiであらすじを読むとやっぱり違う。別のマンガ版を購入してみるか、いやそっちも違うようだ。なら活字版...、いややめておこう、今更沼に落ちたくない。

  • 普通に読み物として面白かった。

  • 2021.18
    神は死んだ
    のニーチェの作品。

    この時代の時代背景と思想が見える。
    そして僕たちは科学に今、よりすぎているのかもなぁ。

  • 原作は大学の頃に読んだことがあるのですが、これびっくりすることに、原作を忠実に漫画家してないんですよ。名前や概念を使った創作漫画です。絵がうまく、悪魔みたいな美女は好みです。

  • 神は死んだ。
    自己を超越した人間超人を目指すには、永遠回帰を避けては通れない。

  • 「この世は悪魔もなければ地獄もない!
    ただあるのは…自我だけだ!
    そして自我は欲している、自らで意識し創造する
    ゆるぎない価値観を!
    自己を克服した人間…超人になることだ!」
    このセリフが好きすぎる。永劫回帰、仏教ぽい考え方。面白かった。原作も読みたい。

  •  「何もしない人」で話題になった人が人生の転機のきっかけになった本として紹介されていたので、図書館で借りてみました。
     感想としては、思慮の浅い私には、これをマンガにした意図を汲むことができませんでした。画風も苦手でした。なので、マンガじゃない版も読んでみようと思います。

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著者プロフィール

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche)
1844年10月15日 - 1900年8月25日
ドイツの哲学者、古典文献学者。近代がはらむ問題を一新に受け止め、古代以来の哲学との対決に挑み、実存主義の先駆者、生の哲学の哲学者として知られる。その思想は20世紀に続く様々な思想に衝撃と影響を与えた。
代表作に『悲劇の誕生』『道徳の系譜』『ツァラトゥストラはこう言った』『善悪の彼岸』など。

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