芸術と福祉‐アーティストとしての人間 (阪大リーブル014) (阪大リーブル 14)

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  • 大阪大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872592504

作品紹介・あらすじ

芸術の社会化をめぐる思索と実践のあゆみ。いま私たちにとって芸術(アート)とは、そして福祉(ともに生きる幸せ)とは。アーツ・アンド・クラフツから現代アートまで。

感想・レビュー・書評

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  • 芸術の社会貢献について産業革命以降のとらえ方について述べられている。
    福祉の定義はここではあいまいで、おそらく社会貢献の形なのだと思う。
    イギリスの産業革命で生活や価値観が機会により単純化されていく中、芸術はそれに変化をつけるものとして見直される。
    芸術振興がボーア戦争による敗北をきっかけとした能力向上と合わせて考えられた点も面白い。
    日本ではアウトサイダー・アートとして障がい者についてのものとしてとらえられている部分が大きい。

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著者プロフィール

【刊行時】
大阪大学大学院文学研究科教授・CSCD教授

「2009年 『芸術と福祉 アーティストとしての人間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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