終わりの建築/始まりの建築──ポスト・ラディカリズムの建築と言説 ((10+1 series/ LIXIL出版))

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制作 : メディア・デザイン研究所 
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  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872751000

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  • 出版社/著者からの内容紹介

    1960年代末から現在に至る建築シーンの変容を読み解く、著者のこれまでの論考をまとめた初の単行本。
    目次
    第1章 作家論
     ヴィリリオ/パランからジャン・ヌーヴェルへ―転回点としての一九六八年
     いかにドミニク・ペローは「数々の自然」を創造したか/いかにドミニク・ペローは語ったか―イカルスの夢としてのモダニズム
     D+Sの変タイ建築論―ポスト・ヒューマニズムの身体へ
     魚座の建築家、フランク・ゲーリー―路上から転がり続けること
     リ・インフラストラクチャリング―エリック・オーウェン・モス論
     鈴木了二、あるいは物質と時間が交錯する夢
    第2章 建築論
     チャールズ、チャールズ―ポストモダンの折衷主義と保守主義
     批判的地域主義再考―コンテクスチュアリズム・反前衛・リアリズム
     住宅の廃墟に―建築家と住居をめぐる七つの物語 ほか
    第3章 都市論
     アポカリプスの都市―ロサンゼルス/ロンドン/サラエヴォ        
     一九九五年の地政学―ソウル/台北/モスクワ
     他者が欲望する黒船都市、トーキョー―ねじれたトポロジーの表出
     ミレニアムの都市[Ⅰ]
     ミレニアムの都市[Ⅱ]
    エピローグ
     ユニット派あるいは非作家性の若手建築家をめぐって
     スーパーフラットの建築・都市をめざして

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著者プロフィール

1967年パリ生まれ。東北大学大学院工学研究科教授。博士(工学)。建築史・建築批評。1992年東京大学大学院修了。ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展2008日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013芸術監督。
主な著作に『過防備都市』(中公新書ラクレ、2004年)、『建築の東京』(みすず書房、2020年)、『様式とかたちから建築を考える』(菅野裕子との共著、平凡社、2022年)がある。

「2022年 『増補版 戦争と建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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