10+1 No.50 特集=Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960

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制作 : 八束 はじめ  八束 はじめ  メディア・デザイン研究所 
  • INAXo (2008年3月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872751475

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10+1 No.50 特集=Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960の感想・レビュー・書評

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  • 【配置場所】工大一般図書【請求記号】518.8||T||50【資料ID】10800837

  • 丹下研の「東京一計画九六〇」を一つの素材にして、それが都市の「量」の問題をどのように捉えたのかということを中心に分析している。

    さらにそこから、現代の東京、上海、香港、シンガポールなどのアジアの諸都市が、この量の問題にどのように対峙しているのかや、量を扱う手法としての都市解析の技術や経済理論の歴史などに触れた論文もあり、この本を通じて展開される視点が非常に面白かった。

    「量から質へ」とか「人口減少社会」と言われている昨今にあっても、「グローバル・シティ」においては量の問題がまだ重要であるということに、改めて気づかされたように思う。

    しかし、グローバル・シティ・スタディについての議論の部分は、まだ議論として十分には整理しきれていないように感じた。

    そもそも、グローバル・シティと一口にいっても、多国籍にまたがってユニバーサルな活動を展開する法律事務所、IT企業、金融機関といった諸機関が拠点を置く場としてのグローバル・シティもあれば、国際貿易の中で中核的な役割を果たすグローバル・シティもある。それらの様々なタイプのグローバル・シティにとって、今後直面する課題はそれぞれ異なっているのだろうと思う。

    また、グローバル・シティにおいて量の問題が重要(質の問題も重要だが)ということには同意できるが、丹下の時代の量の問題が主に空間や交通(物流を含む)といった要素に限定されていたのに対して、現代では間違いなく「情報」をどうとらえるかという視点が必要になってくるのではないかと思う。これは、昨今よく取り上げられる「スマート・シティ」を形成するために集められ、分析されるような情報も含むし、文化や交流の素地となる情報も含まれる。

    これらの点が今後さらに議論されていくことで、「東京計画一九六〇」を改めて問い直すことがより意義深いものになってくるのではないかと思った。


    他に、本号の中では、中公新書の第1号となった『日本の名著』(桑原武夫編)を紹介した連載や、平城京の遺構が現在の都市にどのように残り、活用されているのかを紹介した記事が面白かった。

  • 建築・都市論の重要な雑誌

    雑誌URL:http://tenplusone.inax.co.jp/

  • 涙の最終号。情報生態論の最終号もここで打ち切り(泣)
    しかし酒井隆史やコールハースの素晴らしい論考があり、かなり好き。

  • 半分番宣です。

    私が所属している研究室の教授がボスです。

    http://www.inax.co.jp/publish/book/detail/d_147.html

  • 特集がTokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960

    最終号。

    全巻読んでからこれ読めばよかったかなあ。
    と、読んでから若干の後悔。

    丹下健三の東京計画1960のCG再現化。

    現在の東京の都市再生のスタディー。


    中島直人の高山英華の戦時下「東京改造計画」ノートは、東京計画1960関連で面白い。

    今村創平と八束はじめのグローバル・シティ・スタディーズの諸相の対談は、今村創平お得意のドバイ論も交えた、建築界のグローバリゼーションを論じている。

    記年号で増頁書なのに価格も変わらず1500+TAXは、
    読者への愛読の感謝か。

    ありがとう、INAX出版。

  • 10+1の50号目にして、なんと最終号(涙)
    あの「東京計画1960」を復原し、徹底的に検証したり、
    最終号でも、相変わらず濃いです。
    休刊なんて寂しすぎるよ・・。

  • 10+1も50号を迎えて最終巻となりました。

    今回は、丹下健三「東京計画1960」を掘り下げています。

    最近の超高層建築の流れや都市の密度について

    グラフィックを駆使して分析している点が刺激を受けますね。



    「東京計画1960」は東京湾にグリッドの巨大構造物がデザインされた

    デザイン好きに訴えかける表現だったので、知っている人も多いと思います。



    この本では「分析結果の見える化」に力を入れていて、

    具体的なデザインには踏み込んでいません。



    なんとなく、最近の都市デザインの方向が

    具体的なデザインではなく、プロセスや評価軸のデザインに

    移行しすぎている気がしてきました。

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