思い出を切りぬくとき

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著者 : 萩尾望都
  • あんず堂 (1998年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872822311

思い出を切りぬくときの感想・レビュー・書評

  • 最近の漫画は、あまりにも人の感情がシンプルで分かりやすく簡単に描かれ過ぎているような気がして、どうしてもハマることができず、ずいぶん長いこと漫画から離れていました。人と待ち合わせしていた本屋さんでこの本の文庫バージョンを偶然見つけ、最初の章を読んだ瞬間に、過去に愛読した萩尾氏の作品やキャラクターたちが頭を駆け巡り、彼らにひどく影響を受けたことを、まるで激しいにわか雨に突然降られてずぶ濡れになったみたいに怒涛のように思い出しました。その後、図書館で探して読みました。
    読みながら、激しくときめきました。もうページをめくる手が震えるくらいに。
    なんというか、ずっと恋をしていた遠い存在の人の頭の中を、昔は知るよしもなかったけれど、今になってほんの少し知ることができるという幸せ。
    青池保子、山岸涼子、木原敏江など、同じく愛読した漫画家たちとの交流など、よだれが出そ…、あ、いや、涙が出そうに。
    すべてのページ、すべての言葉をありがたく頂戴したという感じです。
    これはファンにしか意味のない感想かもしれませんが。

    英語の発音で、アルファベットが単なる記号じゃなく、ちゃんと表音文字として機能していることを発見して驚いた、というところ、私もけっこう最近、同じ驚きを発見したところだったので、とても嬉しかった。
    ええ、ただのファンのざれ言ですが・・・・(笑)

  • (1998.05.01読了)(1998.04.29購入)
    (「MARC」データベースより)amazon
    人気マンガ家・萩尾望都が、20年ほど前に『グレープフルーツ』に書いたものを中心にまとめたエッセイ集。表題作のほか「日本語は論理的なのか」「ファウストの謎」など27編。カラー口絵付き。

  • なんとなくジワジワとくるエッセー。
    挿入される絵がとても綺麗で見飽きなかった。
    結構哲学的なところもあり、読み応えがあって面白かった。

  • 図書館にあったので借りて読んだ本。漫画だっけ?よく覚えていない…。

  • バレイや劇、絵画、やはりハイソなものをみてるからオシャレな漫画ができるのだなーと感心しました。
    子供のころ読んでいた漫画雑誌の漫画家のレベルが半端なかったり、小さいころから好きなアニメのお話とか興味深いです。
    夏のパリ、寝酒のために酒に目覚め強くなったという話には笑った。美少年飲めるのかーそれは筋金だなー。
    端端の言葉遣いが美しくて、きっと綺麗な奥ゆかしい日本語で話す世代なんだなって思います。憧れるが、目指せない、そういう。
    まえがきあとがきで20代の自分の書いた物は往々にしてそうだが恥ずかしいと書いているが、でもそういう等身大加減がとてもかわいらしい。
    挿絵も当然のように美しいし。
    ところで「びろうじん」という言葉はあるのだろうか? 創作だろうか?

  • このかたの漫画は読んだことはないのですが、文中にある『他者とのかかわりあい方云々』というテーマには身をつまされる思いでありました。

  • 萩尾さんの家族の話や好きなものなどなど、興味深い一冊でした。

  • イラストとエッセイ、裏話や漫画家同士の会話も
    20代のインプット。好きで、何度も、陶酔して。感じられる力。表現者ってすごいですねぇ。

  •  もうなくなってしまった「グレープフルーツ」って雑誌に連載していたエッセイ&イラスト。当時、その雑誌は買っていたので、これは読んだなっていうのがあって、なんだかちょっとセンチメンタルになる。
     ともあれ、望都さま、尊敬してます。これ読んで、さらに尊敬しました。
     編集とのやりとりっていうか、裏話が面白かったな。

  • 萩尾望都ラララ書店で買いました^^

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