- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872835441
作品紹介・あらすじ
図解で超簡単!CからC++へらくらくステップアップ!その1・C言語との違いを理解しよう!その2・C++の便利な機能、クラスや継承を使ってみよう!その3・オブジェクト指向は最後でも大丈夫!この1冊でC++の基礎の基礎が身につく!章末のまとめと練習問題で理解度アップ!オブジェクト指向の考え方からプログラミングまでをやさしく解説。
感想・レビュー・書評
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C++の特有の機能について手短にわかりやすく解説
C言語学習者を想定し,C++特有の機能について解説してある。
カラフルで,小難しい用語は少なく読みやすかった。
C言語学習者といっても,構造体やポインターなど一通りの文法やについて知っていれば理解できる内容なので,C言語初級者でも理解はできる。いきなりC++を勉強するのは,覚えることが多くややこしいのでC言語から勉強するのは順当だ。
C++を使う理由とも言える,クラスをはじめとするオブジェクト指向についても解説してある。演算子のオーバーロードや関数のオーバーライドなど外人が書いた本だと小難しく書かれていて理解が難しいが,この本だと理解しやすかった。
なぜ必要なのか?どういうときに便利なのかもかかれていてイメージしやすかった。
ただ,題名に入門とあるとおり,個別の文法など詳しい内容はないので,とっかかりやC++でのオブジェクト指向についてつまづいた人が読むとよいだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事で最近よく使っているソフトがC++で書かれており、ちょっと変更するなどの必要に迫られ、その為のお勉強に、カラフルで読みやすそうだった本書を選択。
C言語と比較しながらの説明が主体で、C言語もろくに理解できていない自分に大丈夫だろうか?という不安はありましたが、そこんとこは杞憂だったようです。まぁ、クラスとかインスタンスとか、なんとなく大雑把に全体像がわかったような気はします。だからといってプログラムが書けるかどうかは全く別物でしょうね。
最後の、オブジェクト指向プログラミングの手順といったあたりは、参考になったというか、プログラムは一切出てこなくて、仕様書の書法(やりたことをどう表現するか)が重要のようで、別世界なんだなぁ。。。と思うことしきり。まぁ、自分がC++を使ってスクラッチでプログラミング。。。なんてことはなさそうです。
(2007/11/2)