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- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872901191
感想・レビュー・書評
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こんなに愛らしくて優しい娘さんがどうして・・・。
いえ、いじめられる側に理由なんかないのです。
いじめる側の勝手な都合で、誰もがターゲットになり得るのです。
そして、学校でさえ、保身優先にシフトしてしまい、信用できなくなる。
お母様(筆者)の悔しい無念な思いが伝わってきて、胸がつまり、涙があふれました。
香澄さんが亡くなられて15年。
学校・行政のいじめ対応はどう変わったのか、変わっていないのか。
すべての子どもの健やかな育ちのために、大人が出来ること・すべきことは何なのか。
子を持つ親として、本当に考えさせられる本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
愛する娘をいじめで自死まで追い込まれた親の気持ち…
さらに学校は保身のため「いじめはなかった」
人の命や心より体面の方が大切なのでしょうか。
読んでてただただ心が苦しくなりました。
自殺した香澄さんは、それでも「優しい心が一番大切だよ。その心をもっていないあのこたちの方がかわいそう」と…。
いじめについて考えるたび、僕も自分のすべてを否定されるような苦しみを心のなかに抱きます…
本当に学校ってクズみたいな組織。そして社会も。
心の優しい人が安心して生きていける社会を作っていきたいと強く思います。
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