- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872901276
感想・レビュー・書評
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大部分の女の子なら経験がある(かな?)等身大のエッセイ。
恋や本やごはんのエトセトラ。
坂崎さんのオススメする本の何冊かは私もすでに読んでいて好感を持つものばかりだったのがちょっと嬉しい。
眠る前のひと時に、一章ずつ読み進めるような、そんなゆったりした読み方が似合う本。
ゆっくりゆっくり、日常を大事に。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さらりとした絵で解説された素朴な食べ物群が、なぜこんなにも魅力的なのか。
もう明日にでもホットサンド焼きたいしホットケーキ焼きたいし、ちょっとだけ自分を大事にするような朝食を作ろう、と思える。
ゲートボール場で、気になるひととゆで卵を食べたいという、おじいちゃんの話が好きです。 -
再読
8年位前に購入。わたしも若かった。本の紹介と簡単なご飯の紹介。かわいい。この本自体がおやつのよう。
現在の著者はどんな生活を送っているのでしょう・・・・なんて。
片想いの切なさが懐かしい。歳を重ねたものです・・・・。
読書の傾向が好みで時々開いてみる本。 -
恋なんていくつになってもできると思ってたけども、この類の片想いはやっぱり期間限定だと思う。必死さというか、一途さというか、打算のなさというか。
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生まれて初めて恋人ができてから、やたらと片思い本が目について、「もっと前に出てくれていたら、ちょっとは元気が出たかもしれんのにな」と思った。
ところで恋人がいる人に向けた本って、「どうやったら彼に愛されるか」「いかにして恋人の気持ちを知るか」「恋人をひきつけておくにはどうするか」みたいなテーマの自己啓発系とか恋愛指南系がほとんどで、私はちっとも共感できなかったし、それどころかそんな本の必要性を理解することすらできなかった。両思いの恋愛をしている気持ちを楽しむ本ていうのはないのか?と思った。
恋愛指南本がたくさん売られて、そして買われているってことは、愛され方や好きな人の気持ちの感じ方なんかを、人に教えてもらおうとしている人がそれだけ多いかってことなのか…。
これは片思いの切なさにどっぷり浸れる食と本のエッセイ。
著者はほんっとうに片思い体質なのだと思う。相手に勘付かせないようにずっと好きでいることが「私の恋」だと決め込んだり、誰かを好きになっても10年来片思いをしている男の人と比べてしまって前に進めなかったり…
今まで一度も両思いの恋がないことを、女として何か欠けているんじゃないかって思うのだと著者は書いているのだけど、分かるなぁ。私もずっとそう思ってきたのだ。でも決して何かが欠けているわけではないと思いたかった。