- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872901672
感想・レビュー・書評
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内容云々以前に、あまりにも誤字脱字が多くて読んでいて白ける。校正はしていないのか? もしこれが著者の書いたままの文章ならプロの文筆家とは呼べないレベルの酷さ。
題材は良いのに勿体ない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
繰り返し読んでいる一冊。
こどもの頃から、小説中に登場する「食べ物の描写」がとにかく好きだった自分なので、書店でこの本を見つけたときは勇躍レジに走ったのでした。
内容はさまざまな児童文学に登場するお菓子、お料理に関するエッセイと、完成品の写真付きレシピ。
個人的には、レシピは『ぐりとぐら』のかすてらの頁が、エッセイは『小さなスプーンおばさん』のパンケーキとコケモモのジャムの章が気に入っています(カステラを焼くのに使用されている鉄鍋、絵本の世界観にフィットしていて何だか嬉しくなります!)。
欲を言えば、著者の句点の使い方が、私には多すぎるように感じました。
そしてさらに欲を言えば、女性らしい細かな表現も魅力のこのエッセイ、ゴシック体ではなく、もう少し繊細さの感じられるフォントで読みたかったです。
ハード面にまで言及したくなるのは、もちろん総じて内容が大好きだからなのですが。 -
子どもの時は大好きな本を繰り返し繰り返し読んだもので、この本に載っているような定番児童文学だったら、目の前にページを開いてるみたいに内容を思い出せる。
引用されてる本のラインナップはいささか食傷気味になるくらいの、ド定番。でも読んじゃうのですよね、豚のしっぽも木いちご水もクリスマスプディングもオートミールのおかゆも、いつまでたっても憧れだから。
紹介されてる本は以下のとおり。
ぐりとぐら、メアリーポピンズ、大どろぼうホッツェンプロッツ、赤毛のアンシリーズ、あしながおじさん、ロッタちゃんのひっこし、鏡の国のアリス、若草物語、さむがりやのサンタ、スプーンおばさん、エーミールと探偵たち、小公女、ピーターラビット、大草原の小さな家。ほらね、ド定番! -
物語に出てくる食べ物のレシピ本は色々あります。
この本にも多分に漏れず様々なレシピが載っています。
ぐりとぐら、メアリー・ポピンズ、珍しいところではスプーンおばさん、若草物語…
それらも見ていて楽しくなりますが、私はその後のエッセイが非常に面白かったです。
作品の書かれた時代背景から、実際その地域に旅して見た風景や食文化、そういった様々なことが物語の料理から語られて、自分が作品を読んだだけでは気づくことがなかった様々なことを教えてもらえた気がします。 -
私が絵本や児童書を読むのが好きになったきっかけの本です。絵本や児童書は、生きる知恵がいっぱいで、もしかしたら、子供のための本って決め付けること事態、おかしいのかもしれない。ある程度人生を歩んでこそ、つかめる大事なことがいっぱい詰まっているように感じます。その事に気付かせてくれたのが、この本です。
子供のころ想像だけで胸がいっぱいになっていた憧れのお菓子を再現してみるのもいいかもしれないです。紹介されたおやつは、ちゃんとレシピも載っています。 -
子供の頃読んだ本に出てきた食べ物がいっぱいで楽しかったですw
でも読んだことある本なのに食べ物を覚えてないのとか多くて結構ショックだった。
『あしながおじさん』とか『赤毛のアン』とか『大どろぼうホッツェンプロッツ』とか『小公女』とか懐かしくて感動しましたw -
ちいさな時に美味しそー!と思ってたお菓子を作れるなんて!
でもいざ作ろうとすると、ついついその本を読み返してしまったり。 -
初めて会った人でも、同じ本を読んで育った人とはすぐ仲良くなれそう。この本に出てくる『ロッタ』のパンケーキに、『アン』のレイヤーケーキや木いちご水に、私もどれほど憧れたことでしょう。多感な時期に読んだ本を大人になって再読すると色々見えてくる、と気づいたところなので著者思い入れたっぷりのエッセイにもうなづくことばかり。懐かしい本の話で友達と盛り上がった気分になりました。
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物語の中にはおいしそうなお菓子が登場することが多々あります。今でこそポピュラーなお菓子でも、小さい頃は未知のもの。ケーキやクッキーを家で作ることも珍しかったから、どんなものなのか想像もできないものもありました。