リサイクル・セックス

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著者 : 安藤房子
  • WAVE出版 (2004年8月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872901962

リサイクル・セックスの感想・レビュー・書評

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  • 目次を見て、リサイクルの意味を知り、なるほどねーと思いました。私自身は著者同様、元彼や男友達とセックスするという習慣は全くないので、著者同様、セフレと何が違うんだろう、という程度の理解でした。
    結局、リサイクル セックスが「よくない」んじゃないかという理由は、本来の問題に取り組まずリサイクルセックスに逃げていること、そして何より本人自身がその逃げている状況に満足していないことなのでしょう。
    読んで思ったこと。
    - 本来の問題を直視せず別のものに逃げてしまうのは逃げ先がリサイクル セックスでなくてもよくあることじゃないかな。逃げ場が恋愛のことだってあるだろうし。逃げ場がリサイクル セックスだから余計悪い、という理由はないような気がする。
    - 逃げてることを自覚して本来の問題にあがきながら、リサイクルセックスにたまに逃げちゃう分には別に良いんじゃないかしら。
    - 自己肯定感を得るために、自分自身で自分の成果を評価できること、そのための対策は確かにとても有効だと思うけれど、やはり他人から与えられる肯定感も必要だと思う。リサイクル セックスでそれが得られるなら、それは大きなメリットだと思う。

    しかし、やっぱり私はできないけど。それは単にどういう関係の人とだとセックスしたい気分になれるかの個人差なんだろうと思う。

  • 結論としては「本当の恋愛をしたいのならリサイクル・セックスはやめるべきだ」となるわけだけれど、そもそもわたしには「本当の恋愛」というのがよくわからない。
    悲しいかな、人の心はいつ変わるとも限らない。
    昨日は愛を誓い合った相手と、今日には別れることだってありうるのだ。
    恋愛なんて刹那のきらめき、運良く長く続けばそれは奇跡。
    本物もニセモノもない、ギャンブルみたいなもの。
    過去の経験からこんなふうに思ってしまうわたしは淋しい女なのだろう。
    現実を思い知ってしまった今となってはそんな夢のような、訪れるのかどうかすらもわからない不確かな「本当の恋愛」のために、今の淋しさや孤独感を押し殺す必要性を感じないのだ。
    つまりはわたしもすっかり臆病になっていて、恋愛に正面から向かう気力がないということだろう。

    セックスをどうとらえるかによっても考え方が変わってくるように思う。
    著者は恋愛感情があってこそだと言うけれど、わたしは一概にそうは思わない。
    もちろん恋愛感情の上に成り立つのがベストだろうし、安易に及ぶべき行為ではないとは思う。
    けれども、セックスとはそんなに特別なことだろうか。
    性欲は男性だけのものでない。
    いい大人が自己判断し、自己責任の上でしていることであればそれでもいいのではと考える。
    こうして意地悪な視点で読んでみると、この本は少々お節介で口うるさく感じられてしまう。

    結局のところ幸せかどうかなんて本人にしかわからない。
    長期的視野と短期的視野のどちらをとるかで生き方、恋愛観すら変わってくるような気がする。

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