「腰痛」は終わる! - 「世界の診療ガイドライン」に基づく最新の腰痛治療

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著者 : 長谷川淳史
  • WAVE出版 (2004年9月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872902006

「腰痛」は終わる! - 「世界の診療ガイドライン」に基づく最新の腰痛治療の感想・レビュー・書評

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  • 「腰痛は怒りである」 「TMSメソッドジャパン」 で有名な長谷川氏による書籍です。

    内容については上記の書籍と共通した切り口なので、二冊とも購入する必要は無いと思います。

    ■購入対象者
    1.現在、腰痛で困っている方
    2.自分の腰痛の原因が見えず困っている方


    ■内容について

    「EBM(Evidence-Based-Medicine)」という概念、つまりは「科学的根拠に基づいたデータによって治療はしましょう」という西洋医学的・科学的な切り口で腰痛や椎間板ヘルニアなどの症状・疾患を分析したものです。

    分析対象は症状・疾患に留まらず、理学療法・手術・投薬・マニピュレーション(手技療法)等の分析も沢山入っています。

    ■個人的な見解
    1.「科学的根拠」というのは中々難しいと思いました。

    科学的根拠に基づいて、治療法や疾患を分析するのは素晴らしいと思います。

    ただ、「否定」的なデータばかりを抽出している(様に)見えてしまうので、これで「科学的根拠が満たされた」というのは難しいかなと感じました。

    何せ、医学会は持論に固執する論文が世界中に散見されており、とても「中立」とは思えないものが多過ぎるからです。

    実際に学会の世界に身をおいていた者としては、論文そのもののデータの集め方、処理の仕方も目の当たりにしてきましたので、「EBM」のそもそものデータ自体に「根拠」が余りおけないと思っています。

    多分、全く逆の答えを導き出した論文を集めて全く逆の「科学的根拠に基づく理論」を作り上げるのは簡単だと思います。


    2.ストレス説は非常に納得できる。が、結局は自律神経の話か?

    「怒り」によるストレスから痛みが、というのは実に納得です。

    何故なら、実際の臨床現場でも、ストレス、自分を追い詰める心から自律神経が交感神経優位となり、結果的に筋緊張をもたらし、血流不全をもたらし、と腰痛~坐骨神経痛~椎間板ヘルニアへと繋がるケースが後を絶たないからです。

    恐らく、本筋に至るまでの論文データによる過去の「腰痛の常識」「治療法の常識」の否定は、「固定観念」という呪縛から解き放つ為に必要な作業なのだと思いますが、論文データは沢山、色んな立場のものがあるという前提から言うと、これ自体のシナリオが「巨大なプラシーボ」装置のような気がしないでもないです。

    ちなみに、私はプラシーボ大歓迎です。

    プラシーボによって心のロックが外れれば、筋肉は緩み、心はゆとり・余裕を取り戻します。

    物凄い長い論文風な文章が続きますが、一言で言えば

    「病は気から」=「腰痛はストレスから」

    という事が腰痛にも当てはまるという事を言いたい内容なのかなと思います。

    ただ、それだけでない場合も多いと思います。

    何事も複合的な原因を持っているわけですからね(笑

  • 心と身体の繋がりを重視

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