- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872902488
感想・レビュー・書評
-
新装版になって書き下ろし作品もプラスされました。
素敵な本やごはんにほっこり。
前回の方は、装丁が小鳥さんの刺繍で…そちらも素敵だったけれど
新装版は、カバーをめくってもチェリーがいっぱい。
何だかgirlie!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
30過ぎて、男の人と両思いになったことがなく、したがってつきあったこともなく、寝たこともない。
そんな「Suica」のペンギンでおなじみのイラストレーターの、一方的な片思いと本とたべものへの日々の気持ちをAからZまでアルファベットになぞらえてつづったエッセイ。
挿入されているイラストはさすがにかわいらしく、片想いの切なさもよくわかるんだけど、やっぱりどこか、しっくりこない。
本人は幸せだしなんの不足もない、といっているけど、「いつか自分をまるごと受け止めてくれるひとが現れる」という夢(あとがきでこの夢はもうあきらめた、と言っているけど)をひそやかに抱えて生きている30オンナって、やっぱり、どうしても、怖くないか?
少なくとも私は自分だったら痛くて痛くて泣ける、と思った。
でも、そんなことを感じさせないほどあっけらかんと可愛い本なのだけれどもね。 -
2006年7月16日(日)読了。
-
おだやかになれる じかんがゆっくりながれる すきなひとがいるよろこびに ありがとうといいたくなる ひびこういうきもちですごせたらいいとおもう おいしいごはんのつくりかた すてきなほんのしょうかいものっている ぜいたくな1冊です
-
かわいい〜★一人暮らしできまま。失恋してもおなかは空きます。
-
久しぶりに本読んで静かに泣いた。しかもエッセイなのに、泣いた。さかざきさんは、とても上手に片想いの気持ちを表現していて、片想いばっかりなあたしには素直に響いた。どんどん吸い込んで、自分の小説を読んでるかのような気持ちになって、それで涙が出た。そう、彼がいるからってそれですべて幸せってわけじゃない。結婚できないからって不幸なわけじゃない。一人で寂しいけれど、でも一人は自由だ。でも誰かといたい。好きな人に好きと言われたい。そんな矛盾もある日常。それがあたし。好きな食べ物。好きな本も紹介されてて、そして自分の片想いについても書かれていて、ますますさかざきさんのファンになりました。いつか運命の人にあえるといいですね。あたしもあなたも。
-
「喜びはきっとむだと思われることのなかにある」
三十代既婚男性のオススメ本。
自分は三十代になってもこの本をすすめられる純粋な人間でいられるでしょうか。