SAPIX カリキュラム−なぜサピックスは驚異的な合格実績をあげられるのか

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872903546

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  • SAPIXの学習方針や授業の進め方、教材について解説された1冊。
    日々の勉強、受験を通して、ただ知識を詰め込むのではなく、子供自らなぜそうなるのかをおのずと「考える」ようにさせる教育方針がよいと思った。
    また、1~3年生の間にいかに知識を蓄積し、4年生以降で覚えた知識をもとに使えるようにするための抜かりのないSAPIX独自のテキストが、他の塾との差が見えてきた。
    全体を通して、いかにたくさんの文字に触れ、知識を習得し、考えるといった、日々の小さな復習ができる子供が大きく学習力が伸びる子に育つんだということを学んだとともに、それを支える親の努力があっての受験なんだなと思った。
    子が受験せずとも、日々の生活の中で以下のことが重要だと感じた。
    ・日々のコミュニケーションや読書などの言葉に触れる機会を増やすこと(音読させること)
    ・考える癖をつけること
    ・たくさん褒めて自己肯定感をあげること
    ・勉強だけでなく、旅行や文化、運動に触れる機会を設けること

    2008年に刊行された本なので今は学習教材も変わってきたかもしれないが、子供の学力を伸ばすための核となることを知るには良い本だと思う。

    ただ、本の第1章で重要なことを大体伝えてあるので、それ以降の章がちょっとくどく冗長に感じた。

  • 復習主義とらせん型学習という特徴はよくわかった。それ以外は、興味があればサピックスに行って直接きけばいいんじゃないかと

  • 最近、勢力を広げているSAPIXのカリキュラムについて書いてある本。

    教育に関しては、受験に向けてという大前提はあっても、やはり、教育の本質にそって考えている面もあると思う。

    教育のカリキュラムについては、一読してもよいかもしれない。

  • 80902

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著者プロフィール

1951年静岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、 鎌倉書房『マダム』、日経ホーム(現・日経BP社)『日 経ウーマン』編集部を経てフリーランスライターになる。85年に長女を、 87年に次女を出産。働く女性や子育て のほか、広く教育に関わるテーマで取材・執筆活動を行 う。著書に『人生なかばのギアチェンジ』(オレンジペー ジ)、『お子様おけいこごと事情』(岩崎書店)、『与謝野 晶子 温泉と歌の旅』(小学館)、『今からはじめる! 就 職へのレッスン』(ぺりかん社)など多数。

「2020年 『卒婚 これからの結婚のカタチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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