- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872903836
作品紹介・あらすじ
ウィキペディア編集合戦、カルテ流出、2ちゃんねるで晒し者…相次ぐ病院事故!そのとき「医師専用サイト」で何が語られていたのか?『医療崩壊』著者・小松秀樹氏による取材回答文3000字掲載。医療を崩壊させたのは、医療事故被害者なのか?物言う患者は、「医療テロリスト」なのか?なぜ、医師と患者は対立してしまうのか?圧倒的な取材量で医療界の闇にせまる。
感想・レビュー・書評
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ネットは不満やフラストレーションのゴミ捨て場であり、こういうこともあるだろうと思う。人間は機械で無いので取り替えがきかないし、簡単にひっつけたり貼り付けたりというわけにも行かず、だから医者に対する全面的な信頼の元で医療が行われる。無責任な発言は決して許されるものでは無いが、そういう信頼や尊敬を過酷な医療現場の医師は求め、満たされない思いを抱いているのだろう。
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300252830 498.12-トリ
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「本当にこんなことが起きているのか、信じたくない」というのが第一印象。
医師用の限定コミュニティーの書き込みをこのように使ってしまって良いのかという疑問もあるが、ショックだった。
P66ある人が書いたうわさが「真相」であるかのように流布されてしまうのが今の日本のブログ言論の現実。
事実確認しようとしても、匿名掲示板の書き込みやうわさ話などは「事実」を明かす証拠にははらない
たくさんの人がこの伝聞を信じてしまう、知的レベルが高くても、知らない分野については信じてしまう