【新版】ビッグツリー~自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて~

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著者 : 佐々木常夫
  • WAVE出版 (2009年7月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872904215

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【新版】ビッグツリー~自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて~の感想・レビュー・書評

  • 敬愛する氏のルーツ本
    読んだ感想は「強い人」かな・・・

    こんなに苦労をされているとは知らなかった。自分だったら正直、挫けてるんではないだろうか。これだけ家族に欝や自殺を図られたら仕事どころではなく、なんの為に生きているのか泣けてくるだろう。与えられた環境や時間で、どう、仕事と向き合ったり家族との時間を過ごすかのくだりは、大変な苦労だったと思う。

    『働く君に贈る25の言葉』でもそうでしたが、氏の言葉には説得力がある。なぜなら、全ては経験に裏打ちされているから。
    逃げずに立ち向かい信念を貫く姿には涙がでた。

    ドキュメンタリーにもあったが洗濯物を落とす場面や、料理の腕前のくだりは、読んでいて笑みがこぼれた。完璧じゃなくて安心したのは自分だけじゃないだろう。

  • 著者の講演を聞く機会があり、事前に読んだ。衝撃を受けた。その後は著者を勝手にメンターにした。その後、父の介護が始まった時、佐々木さんに比べたらと公私共に頑張れた。この本は自分の実際の人生に良い影響を与えてくれた。

  • 人を愛する勇気が湧いてくる本。壮絶な人生の話!

  • 愛とはひたすらに責任を取ること
    人生とはひたすらに健全なもの

    吉本ばななの読後の感想とのこと。
    私も彼とそう生きよう。

  • 評価が二分される本。読み進める中で、両方の感想が繰り返し想起された。日本の大企業での期待に貢献し続けるのと両立させるのは難しい。そして、日本は一流とされる企業の重役に到達するくらい身を粉にして貢献しても、こういう状況を賄うに十分な報酬がもらえないということに暗澹たる気持ちになる。

  • 佐々木さんのご家族のことが描かれているが、父にとっては娘が、母にとっては息子が、大切な存在なのはどこの家庭もそうなのだろうか?と思いました。
    凄まじい環境下で出世されたのは、佐々木さんの稀有な能力と努力の賜物かと思います。誰にでもできることではないと思いました…。

  • 「働く君に送る25の言葉」、
    「そうか、君も課長になったのか。」
    に続いて、手にした本書。

    自閉症のお子様と
    鬱に悩まされ自殺、入退院を繰り返す妻。
    一生懸命働き、家事をし、東レグループの社長になり、
    家族の再生を果たしたスーパーマン。

    本書の最後に、作家のよしもとばななさんが、
    著者をこのように評しています。

    愛とはひたすらに責任をとること、
    人生とはひたすらに健全なもの。

    人としての素晴らしさが溢れています。
    著者の苦労に比べれば、自分の苦労なんて、
    ちっぽけで、まだまだやれることがある!と励ましてもらえます。


    運命を引き受けなさい。それが生きるということです。

  • 佐々木常夫さんは、ものすごく上昇志向の強い人なんだと感じました。確かに仕事は出来そうだけど、奥さんや家族、特に奥さんはつらいよね。

  • タイトルにあるように自閉症のお子様と、うつ病の奥様を身まりながら家事、育児をこなり、大企業で出世されたスーパーマン。
    ワークライフバランスの本というより、どうやって時間を効率的に使って、家庭にいる時間を捻出したのか?ということが書かれている。
    自分が奥様の立場だだったとしたら、「この家に私がいる意味がないじゃん!」って思うかもしれないな!

  • 佐々木常夫さんのはじめての本。
    『部下を定時に帰す仕事術』を読んでいたときに
    「なぜこのひとは妻の鬱・病気や息子の自閉症をあっけらかんと… というか当人たちへの配慮が足りないほど明るく書くのだろう」と、すこし嫌悪感を抱いたため、『部下を定時に帰す仕事術』を中断して読んでみました。

    あっけらかんとする前の苦悩や、家族みんなで乗り越えてきた壁などが書かれています。

    本田健風に言うと、「人間関係は対角線にプロットされる」ってカンジのご夫婦かなぁと感じました。


    家族みなさんとても文章が素敵なのが印象的です。

    オススメします。

  • ビッグツリーとは、『外から見えない根っこには自分自身への不動の
    信念を秘めながら、家族愛、仕事への情熱、社会・人々との深い関わり
    を幹・枝葉とし、風説に耐え凛と立つ大きな「父の樹」、それがビッグ
    ツリーです。』とあります。

    著者である佐々木氏の父として家族に注ぐ惜しみない愛。
    企業人として絶えることのない仕事への情熱。
    障害者の子供を持ったことを通して、社会・人々との深い関わり。

    そして、根っこに流れる楽観主義とも映る前向きな姿勢を貫く信念。

    まさにビッグツリーという題名に相応しい佐々木氏の半生が
    ここには記されています。

    同じ父親として、生き方のバイブルにしたいと思える本でした。

  • 旧版からカットされて少し残念だった部分もあるが、追加部分もまた良い。自分は両方読んでよかったと思った。

    ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    【読書メモ】

    ●私は人一倍、自己実現欲求の強い男ですから、自分が仕事をした後に付いてくる結果は大きな喜びでした。そういう意味で仕事は楽しかったのです。家族のことで苦労している時、むしろ仕事をすることによって私は救われていたのかもしれません。(P169)

    ●「佐々木さんは奥様と離婚しようと考えたことはありませんか」「一度もありません。なぜかというと彼女との結婚は私が決めたことですから。」(P170)

    ●一度選んだ自分の人生を運命として引き受け、その中で全力を尽くすしかないのではないかと考えている。そういう意味で、よしもとばななさんが「愛とはひたすら責任をとること」といったのは正しいと思う。

    会社での仕事も一緒かもしれない。自分の選んだ仕事、自分の選んだ会社があり、その中で壁にぶつかった時、もちろん、これを辞めて別な仕事を選ぶという道もあるだろう。しかし、それを選択する前に、自分で可能なだけの努力をしてみるものではないだろうか。(P174)

    ●ある牧師さんが言った言葉がある。
    「知的障害者は、どの国にも二パーセントくらいの割合でいます。それは周囲の人たちにやさしさや思いやりを教えるための"神さまからの贈り物"なのです。彼らはすごい力を持っています。でも自分ひとりではその力を発揮できません。周りの人、特に親が"障害を持つこの子は不幸"として隠してしまったら、その能力を発揮する機会もないまま不幸な一生になります。でも力を信じてちょっとサポートするだけで、素晴らしい力を使いながら生き生きとした暮らし方ができます。」(P178)

    ●だれかが「起こったことは皆正しい」と言う。しかし,私には到底そうは思えない。それぞれの人生は、もちろん努力や意欲で掴み取っていかねばならないのだろうが、多くの場合そばにどんな人たちがいたか、そのとき何が起こったかなどさまざまな運、不運も大きく影響していると思う。私は自分自身以外の大きな力を感じている。

  • 長い人生の中で、様々な事が起きた時にいかに対応できるか。家族愛の素晴らしさ、仕事に対する真摯な態度に感銘しました。この本を勧めてくれた後輩に感謝。朝の通勤で読みました。読みやすかった。

  • チェック項目19箇所。自閉症の子供のことでの幼稚園での理解・・・当時は難しかった。記憶力は抜群。IQテストで100を超えていたので障害者手帳を認定してもらえず・・・精神障害で認定を受けられた。朝5時半起きで朝食作り、出社は一時間早い。家事も仕事もマネジメントしている。長男のいじめ問題にはクラスの生徒を全員自宅に呼んで話すこともあり(いじめがなくなることはない)。母親の不調と子供の不調・・・。未来志向の佐々木さん、妻は過去を引きずる。子供たちの協力。妻の本当の気持ちを理解できなかった。人としての生き方に信念があり、説得力がある(娘より)。長男の話を愛情を持って聴けたのが次男。家庭の悩みを隠さず会社に相談する。最低7時間は睡眠をとる。うつ病・・・推定500万人、アルコール依存240万人、引きこもり、不登校120万人認知症180万人。知的障がい者はどの国も国民の2%くらいの割合でいる。周囲の人たちに優しさや思いやりを教えるための”神様からの贈り物”。

  • お客様にお借りした本。日経新聞で紹介されてたから気になってた。こんな家庭を持ちながら大企業の経営層まで登りつめるのすごい。しかし逆に、この人の仕事にフォーカスすれば、従来の会社の業務にはいかに無駄が多いかが分かるのではないか。

  • 佐々木常夫『ビッグツリー』読了。ビジネスマン啓蒙の第一人者である著者は、自閉症の長男と鬱病の妻を持つ一家の父でもある。十数年に渡り、現在もつづく、家族の軌跡。著者の頑張り、家族を支える次男・長女の献身、妻の苦悩、長男の試練。「自分の人生を生きるとは責任をとること」と教えてくれる。

  • この人がこんなに動いているのに対し、私は一体何をしているんだろうと思わざるを得ない。著者の仕事に対する執着心(愛情)は並々ならぬものがあった。
    情熱、愛とはどういうものかを感じ、守るものがあると強くなれるのだと痛感した。著者のおっしゃるとおり、幸せの形はさまざまであり、著者ほどの繁忙に耐える自信はないが、バタバタとあわただしい毎日の中、戦友ともいえる家族がいて、つかの間の幸せがあるというのも憧れるものがある。

  • 著 者の仕事術の本を読み、講演を聞き、直接お話しもさせていただき感銘を受けたので、ルーツであるこの本を手に取った。いやはや、講演では家族の病状や奥さ んの自殺未遂の話などさらっと明るく話されていたが、こうして詳しく書物として読むと、本当にびっくりする。よくこんな状態で仕事が手についたものだと。 手についただけでなくしっかりと実績を残し同期トップで出世したのだから尋常じゃない。著者は仕事を愛しているから、仕事に救われたと書いているが、自分 がこの立場だったらと考え込んでしまわざるを得ない。前向きな気持ちと楽天的な発想が人生を幸福にすることがよくわかった。 

  • 赤裸々に書かれている、佐々木さんの家族みんなで書いたような本。

    障害を持った人が沢山いる中、健常者のみがいるような錯覚を覚えてしまうのは共感。

    自分がこの状況なら、、、と、考えさせられます。

    明らかな不運の中にいない自分は恵まれているなぁと痛感しました。

    ”誰かが「起こったことは皆正しい」と言う。しかし到底思えない。多くの場合、運、不運も大きく影響していると思う。”
    というあとがきを読んで、昨日勝間さんの本を読んだばかりだったので、いろんな考えがあって本はやっぱ面白いなーと思います。

  • 講演会で、サイン入りのご著書を購入させて頂きました。売り上げは、震災復興に寄付されるそうです。
    仕事があったから、辛いことも乗り越えられた。本当のWLBとは、こういうことか。小手先の仕事術とは、次元が違う。新版で追補された出版記念パーティーの章は、素晴らしいの一言。
    ますます、ファンになりました。

  • 講演会で買ったサイン本②。

    この人は本当にすごいし立派…だけど、少し穿った見方をすれば、できすぎて弱者の気持ちが分からなかったり、強過ぎる自己実現欲求のために家族を省みないところがあったのかな、とも思う。

    ご長男の自閉症はもちろん生まれ持ってのものだけど、奥さんのうつ病はご主人の影響もあったのかなと。

    しかし、それは誰にもありうることで、生まれてくる子供が五体満足とは限らないし、五体満足でも元気に育つとは限らない。
    自分も嫁も、どこかで心身に支障を来たすこともあるかもしれない、仕事だって転勤はあるし、会社自体もどうなるかなんて分からない。

    そう思うと、家族を持つことの責任の重大さを感じずにはいられない…平たく言うと、子供持つとか、超ブルーです!!!

  • この本自体は、そこまで評価高くない。
    しかし、この本を読むことで、部下を定時に帰す仕事術等の佐々木さんの著書に説得力がさらに生まれました。

  • 自閉症の長男、うつ病の奥さん、多忙な仕事、大変な状況であったのだとは思いますが、『守り抜いて』ってサブタイトルは納得できないです。長女の自殺未遂が偶然にも打撲で済んだこと、奥さんも長女の機転で自殺が未遂で済んだことなど幸運がもたらしたことを忘れているのではないかと思います。この方はやはり家族ではなく、仕事を取ったのだと思います。取締役に同期一番でなることが会社に認められたことになるという根っからの仕事人間ではないかと感じました。会社を辞めて妻や家族と向き合う人生もある、いや1年休職してでも向き合う覚悟があったのだろうか、本文ではその葛藤もないのでわかりませんが。同じような境遇の方への励ましの一冊にはなったと思います。奥さんはよく頑張ったと思います、生きていて良かったという言葉には実感がありましたね。

  • 2版目の方を読みました。あとがき部分で、テレビ取材された際、落ちた洗濯物を洗い直さずにそのまま拾って干すシーンが放送されたという話。結構、テレビ局いいなって思いました。

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