男の子の育て方~「結婚力」「学力」「仕事力」。0~12歳児の親が最低限しておくべきこと。~

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872904451

感想・レビュー・書評

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  • 新聞の広告欄で見かけて購入。妻がなかなか読み進まないので読んでしまいました。男の子を持つ父親にもオススメの一冊。

    母親向けに書かれた本書は、ごく当たり前なことが書かれている印象でした。それでも僕が考えている方向性と合致する部分が多く、また父親の役割を改めて考えさせられました。
    今ちょうど長男が2才をむかえ、妻もイライラ真っ盛りですが、出来る限りどっしりと構えていたいと思います。

  • 男の子と母親との関係は、基本的に「恋人」。
    LOVE & HAPPY 。

    いつかは巣立つ「恋人」に、愛情を注ぐこと。

    「ソウルメイト」という説明が、私にはすっきりシンプルに響きました。
    ともに気付き、学び、成長するために出会ったたましい。
    親子も、夫婦も、ソウルメイト。

    ただ細かく言えば、
    この本は、「男の子を育てるお母さん」に向けて、「昔は男の子で、今は女の子を育てるお父さん」が書いているので、ところどころ「おや?」と感じる部分もありました。

    「お母さん」の感情や事情にどこまで寄り添うかは難しいところなので、それがまた良し、なのかもしれないですね。

  • わかりやすい。参考にしたい。
    でも、この本、字が大きいな・・・
    先生、書く内容が無かったのかな。

  • 以前読んだ「女の子の育て方」がよかったので、「男の子の育て方」も読んでみました。


    「男の子とお母さんの関係は、恋人でOK!」の一言に、なんだかひきつけられました。

    なるほど。いいんだ、と納得。そのうえで、7歳~12歳の親の態度が困難を乗り越える力を育てる。とあり、3つのポイントがありました。

    ①親がなんでも肩代わりしない。
    ②子供に失敗の責任をとらせる。
    ③解決方法を自分で考えさせる。

    ・・・そうか。そういう時期にきているんだなぁと、ここでも納得。
    シンプルに基本的なことが簡単な言葉で書いてある育児本で、このシリーズは落ち込まずに読める本なので、お勧めします!

  • 男の子の育て方で、副題に「結婚力」や「仕事力」がついているところに共感を覚えて、読んでみた。
    この本の後で、同じ著者の「あなたのお子さん、このままでは大変なことになりますよ」を読んだのだが、この2冊、セットなのですね。「このままでは大変」の問題意識として、特に男の子は大変、ということがあり、これを具体化したのがこの本なのだろうと思われます。
    あと、6歳まではしつけより「ベタベタチュッ」というところがあって、ここも共感できた。・・・というより、育児の風潮として、子どもはきちんとしつけられているべき、それが早くできていればなお良い、というところがあるような気がして、成長がゆっくりのうちの子は、うちの子のペースで育てたいという気持ちから、そのような外部からの無言のプレッシャーをどんなもんか、と思っていたから。正直、子どもはかわいいし、しつけも大事ではあるが、条件反射的なしつけを強要したくないため、子どもができることやわかることが増えるに従って、その範囲でしつけていきたいという気持ちがあったから。
    子どもの習い事のこと等は、期待していたほどの内容ではなかった。でも、ひとつ得意なスポーツをつくってあげるべき、というのは心に留めておきたいと思う。
    あと、母親は身ぎれいにしているべき、夫婦がべたべたしているのを子どもに見せるべき、という指摘は、なるほどなあ、と思った。実践は難しそうだが^^;

  • 第1章 男の子の「しつけ」の基本
    「わたしメッセージ」
    してほしいことは「命令」ではなく「お願い口調」で
    「ほめる子育て」をやめて「ともに喜ぶ子育てへ」

    第2章 「お手伝い」で「フットワーク力」を育てよう

    第3章 「打たれ弱さ」を克服する「勉強法」と「習い事」
    リビングで親がいっしょに勉強するのが一番

    第4章 「コミュニケーション力」を磨いて「デキる男」に育てよう

    第5章 「遊び」が人生のすべてを教えてくれる

    第6章 「結婚できる」を育てる「あぶない思春期」の乗り越え方
    「ナナメの人間関係」を活用

  • 子供が何かできない時、「どうしてxx できないの」などの追い打ちをかける言葉はNG、気持ちの挫けやすい子供になってしまう。
    子ども目線で喜びを共有する、褒めて育てるというより共に喜んで育てる事が大事。

    聴き上手な親になるために、子供より多く話さない、期待通りの返事でないからと説教しないこと。

  • 子育ての参考になる内容だった。「心が安定したお母さんがそばにいること」が大切というのが印象的だった。また、アサーション・トレーニングは子どもにも自分にも実践してみたいと思った。

  • 思春期の対応も書いてあったのでまた困ったら読みたい

    恋人感覚でいい
    思春期こそ親が家にいてあげることは以外でした

    代表的NGワード
    なんでできないの
    何度言ってもわからないの
    いつになったら1人でできるの
    言うこと聞かないと、、
    そんなことしなくていいの


    わたしメッセージ
    肯定言葉で
    話をしっかり聞く

  • 以前読んだ育児本にもかかれていた、否定的なことは言わず、肯定的にいうことの重要性を再認識しました。「言葉が行動をつくる」そのとおりだと思う。
    どの話もどこかの育児本でみたような内容でした。
    とくに心に留めておきたいこと↓
    ・5歳までにお手伝いを習慣化させる。(将来一人前にしたいならお手伝いをさせるべき)
    ・自分のこどもが中学受験に向くのか向かないのかも特徴が書いてある。
    ・こどものコミュニケーションを伸ばすのは、親が聞き上手になること。
    ・コミュニケーションに行き詰まったら、場所を変え、具体的にお願い口調でいってみる。

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著者プロフィール

筑波大学人間学類卒業、同大学院博士課程修了。英国イーストアングリア大学、米国トランスパーソナル心理学研究所客員研究員、千葉大学教育学部講師、助教授を経て、明治大学文学部教授。教育学博士。日本トランスパーソナル学会会長、日本カウンセリング学会認定カウンセラー会理事、日本生徒指導学会理事。臨床心理士、上級教育カウンセラー、学会認定カウンセラーなどの資格を保有。テレビ、ラジオ出演多数。著書に『カール・ロジャーズ カウンセリングの原点』(角川選書)、『フランクル心理学入門 どんな時も人生には意味がある』(角川ソフィア文庫)、『はじめてのカウンセリング入門 上 カウンセリングとは何か』『下 ほんものの傾聴を学ぶ』(ともに誠心書房)、『思春期のこの育て方』(WAVE出版)、『50代からは3年単位で生きなさい』(KAWADE夢新書)など多数。

「2022年 『プロカウンセラーが教える 1on1コミュニケーション入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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