20代のノート~失敗して、恥をかいて、苦しみながら、つかみ取った31の「成長法則」~
- WAVE出版 (2011年7月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872905281
作品紹介・あらすじ
サラリーマン時代から起業後まで。30歳社長が書きとめてきた自分を励ます「言葉」を、失敗エピソードとともに贈る-リアルなビジネス・ショートストーリー。
感想・レビュー・書評
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読みやすくて、一気に読み切ってしまいました。
若いうちの失敗や苦労は、買ってでもしろ!!という諸先輩方のお言葉通りだなと思いました。
悔しかったり、辛かったり、自暴自棄になっても、歯を食いしばってやり通すとその過程で、協力してくれる人も出てくる。
失敗に対して勇気が出てくる本でした。 -
仕事の失敗なんかを話してくれる人は多くない。
また、つまずいた時に読んでみよう。 -
仕事で失敗し、気分が落ち込んでいた時に読みました。
著者の失敗の体験談、そして仕事に対してのがむしゃらな努力。
それを知って自分の失敗が小さなものにみえ、こんなに頑張ってる人もいるんだから、私も頑張ろうという気になりました。
失敗して傷ついて、悩んでそして成長していくんですね。
また、叱ってくれる上司が居るのもありがたいことなんだと思いました。 -
死ぬほど、恥ずかしかった。
現場では、誰ひとりとして「評論家」ではいられない。そんなの、当たり前じゃないか。全員が当事者として戦っているんだ。今いる場所で、一生懸命に戦っているんだ。それなのに、オレは「できない」「やれない」のオンパレード……。
そもそも、「環境が整わなければ何もできない」という言い草は、「できない」ことの言い訳にすぎない。
環境を整えてくれない上司が悪い。
環境を整えてくれない会社が悪い。
それで足りなければ、社会が悪い、国が悪い、時代が悪い……。
そんな不満を垂れ流していてもいっこうに「答え」は出てこない。
環境のせいにしている限り、オレは何も成し遂げることはできないんだ。
もちろん、現状を批判的に検証することは欠かせない。しかし、「現状分析」で終わってはいけない。
現状を把握したら次にやるべきことはたったひとつ。
自分に矛先を向けることだ。
じゃ、そこでオマエはどうする?
その条件で、どうやって戦うんだ?
それらの問いを、自分に突きつけるんだ。
そして、考え抜くんだ。 -
失敗や嫌な人間から逃げないこと、行動すること、思い込みに気を付けること、孤独を恐れないことなどを著者の体験談を通して学べた。
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企業研修などで成功している著者が20代の時に
大手通信会社で経験した過去の失敗談や人間関係で
苦しんだ事が書かれている。
確かに若い人にも役立つ内容だが、私はつい最近の事
を思い出した。異動して新しい上司に出会った時だ。
やり方が違うのでお互いかみ合わない、またそれぞれに
へんなプライドがあるので、ぎくしゃくしている。
ただ、お互いがぶつかり合い、必ず分かりあえるとか
思いをもって仕事をしていたのなら、振り返った時
実は、苦しかった時が充実していた時だったな
苦しみは乗り越える為にあるんだなと思った本でした。
本文で著者が上司から言われた言葉に凝縮されている
気がしました。
「ツライ、キツイ、と思って必死で頑張っているとき。
後になってみれば、そのときがいちばん楽しかったって
思うもんだ。そうじゃないか?」 -
読み進めていくうちに自分が成長出来た気がする。著者の経験談を通して、自分が不満に思っていたことは実は自分の未熟さに起因していたんじゃないかということに気づいた。年齢的には20代の大人だが、まだまだ未熟だった。この本に出会えたので、明日はもっと大人になれるような気がする。
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賛否両論ある本だと思います。
ありのままの感情?を書いているため、ビジネスの状況・雰囲気がとてもよく伝わってきます。 その一方で「素直でない自分」が如実に書かれています。筆者も「批判」は覚悟の上で書かれていると思われます。
自分も怒られれば 「腹が立ちます」 ただ、それ以降怒った人を避ける傾向はあります。
それではいけないんですね。
立ち向かわなくちゃ。
いろいろと考えさせられる内容もありましたが、
一方で「素直」に読めない自分もいました。
いずれにせよ、ある一定の「成功」を収めている人の
本は読む価値はありますね。