子宮を温める健康法

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  • WAVE出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872905960

感想・レビュー・書評

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  • この本に書いてあることが全てではないし、実践できることもできないこともあるなと思った。
    身体にいいからといって、特定の食べ物に偏るのではなく、何でもバランスよく、旬を感じて食べることが良いんだろうな。
    これはダメ、あれもダメ、と思わずに、これを食べるならあの食材も一緒に食べるというようにして、食のバランスを考えたら食べたらダメなものはないのでは。

  • 昔の日本人が食べていた食事がいいのだということを,著者の経験も交えながら記載してあり,なるほどと思うところはあります。
    読み物としては面白いです。

    しかしながら,肉は食べたらだめとか,トマトは良くないなど,やはり極端な印象は否めません。
    1つ私がどうしても解せないのは,昔の日本人より今の日本人の方が平均寿命は延びていること。
    食事だけが原因ではないとしても,昔の日本人が健康で病気知らずだったとは決していえないように思います。

    著者の提唱する食事法を全部取り入れるのは物理的にも経済的にもなかなか困難でしょう。

    もっとも,白砂糖や添加物の取り過ぎが体によくないのはその通りでしょうし,参考になることもたくさんあるので,この種の本は自分がよいと信じるところを取捨選択して取り入れたらよいと考えます。

    土鍋を使用した料理は,いつか実践してみたいです。

  • 子宮を温める
    よもぎ蒸し
    生き抜く力
    一汁一菜
    精神力
    質素
    豊か
    日本の伝統力
    子宮力
    食べ物の陰陽
    暮らしで感じる
    茄子科は冷やす
    食べ物で病気は治る
    穀物菜食は排毒始まる



    陰とは
    外に広がり縮む力
    冷える力

    陽とは
    縮まってしまる力
    温める力

    マクロビオティック
    桜沢如一(ゆきかず)
    新食養療法



    食生活
    ○肉、牛肉、佐藤は食べない

    ご飯中心の穀物菜食
    米と味噌汁
    血を作るごはんと味噌汁、煮物、漬物を食べる事。
    避けるものは、生野菜、果物、甘いもの、ナス科の野菜、減塩


    梅干しの効果
    食の毒けし。胃腸がすっきり
    血の毒けし
    水の毒けし。水あたりの万能薬


    満月は陰性
    満月に種をまくと、食物はよく育つ

    新月に、下駄を履いてあるくと、梅露がつかないのに、満月にあるくと露で足が濡れる。自然界の陰と陽

    玄米ごはん
    まずは、土鍋で炊いた5ぶずき、7ぶづきを


    大豆はだめだけど、藁でできな納豆はok


    排毒中はでやすくなる
    黒焼き玄米茶
    梅醤番茶
    まこも茶
    よもぎ茶
    皮膚に出たら、生の大根、きゅうり、ネギをら切ってこすりつけ。
    ニラのは、桑のは、くりのは、もまのは、松葉の煎じ汁をぬるのもよい。



    秋から冬
    ごぼう
    れんこん


    冬から初春
    ひじき
    わかめ
    切りぼし大根

    食べ合わせ

    魚は白身
    大根、ふき、ごぼう、かんきつ類


    材料をいれるのは
    陰性から
    ごぼうはアクを持つので、はじめに。

    道具
    ごはん、汁物、煮込みや蒸し煮は土鍋を。

    鉄フライパン
    鋳物鍋


    切り方
    長い野菜は斜めきり
    丸いのは放射状(りんごやトマトのように)

    調味料
    天然醸造
    アミノ酸・添加物なし。

    砂糖はてんさい糖、こくとう、とうみつ、米飴、煮切りみりん

    味噌、醤油
    できれば三年熟成
    塩、
    自然塩を使うと、発熱現象をおこす


    国産

    みりん
    国産のもち米か米麹


    純米酒 天然アミノ酸が豊富
    酢は陰性なので、さっと火をいれるとよい。または、クエン酸の入った梅酢を使う。

  • 友達からお薦めされた本。

    マクロビを実践しているおばあちゃんの、子宮を温めることで健康になり、不妊の方も子供を授かれるようになる、という一冊。
    主観に偏った感じがあり、ひたすら昔のやり方を賞賛しているところにやや疑問が。
    専門的に勉強しているわけではないにせよ、民俗学の本を読んでいる身としては、「そんなに昔の人は健康的だったかな?」と。
    参考になるところももちろんありましたが、すべてを鵜呑みにする気にはなれず。
    ただ調理器具は、土鍋と鉄のものに替えたいなと思いました。

  • 食べ物にも人のからだにも自然の中にも「陰」と「陽」は存在し、そのバランスが「中庸」にとれてこそ、滞りなく巡り健康が保たれる、という考え方に基づく。
    日本人はごはん中心の穀物菜食で十分、ということで、肉、牛乳、乳製品、卵はとらないほうがいい。
    貧血、低体温、冷え症(私)には、きのこはだめ、納豆もよくない。
    まじか!完全なる迷子です....

  • 2014、9、7。2015、7、2

  • 読み始める前に何気に筆者の名前を検索してみたら、あらら・・結構批判的な意見も多くって。
    確かに、一般的な西洋医学からすると突っ込みどころも多いのは確かだと思う。
    ただ、ご主人の病気が一時的せよ寛解したこと、娘さんの状況がよくなったこと・・と、これを単純に「非科学的」で切り捨ててしまっていいものかどうか・・。
    ただ、なんの疑いもなく飛びついてしまうのは危険だろう。「減塩をやめる」って何も考えずに、普段使っている塩をバンバン使った日には、やっぱり体調を崩しかねない。野菜にしても調味料にしても、厳選したものを使っているみたいだ。そういうことをちゃんと踏まえた上で、なかなかすべてを切り替えることができない社会に住む私たちは、例えば無農薬の玄米を土鍋で炊いてみたり、ヨモギの足湯くらいを試してみることくらいから始めたらいいんじゃないだろうか?

  • これから家庭を作っていく娘たちにも読ませたいです。

  • 母が図書館で借りていたのを読んでみた。

    著者の本はこれがはじめて。
    実際に全部実践するのは難しいし、
    そこまでストイックに生活したいとも思えないんだけど
    陰陽の考え方や食材の選び方等、参考にはなった。

    もう1冊くらい読んでみようかな、とは思ってたものの、
    他の本も言い回しが違うだけで内容はだいたい同じっていう
    レビューが多いから、読むのはしばらくあとかなあ…。

著者プロフィール

若杉 友子(わかすぎ ともこ)
1937年大分県生まれ。結婚後静岡市で暮らしていたときに、川の水の汚れを減らす石けん運動などのさまざまなボランティア活動を行なう。そのなかで、自然の野草のチカラに着目。食養を世に広めた桜沢如一の教えを学び、1989年、静岡市内に「命と暮らしを考える店・若杉」をオープン。そこで開いた料理教室は、またたく間に大人気となった。1995年、自給自足の生活を実践すべく、京都府綾部市の上林地区に移住。19年の天産自給生活を経て、現在は生まれ故郷の大分へ。全国を駆けめぐり、陰陽の考えにもとづいた野草料理と、日本の気候風土に根ざした知恵を伝え続けている。

「2018年 『野草の力をいただいて 若杉ばあちゃん食養のおしえ 改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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