平凡な仕事をすごいプロジェクトに変える教科書

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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872906066

感想・レビュー・書評

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  • 良書。起業して苦しんでいる人達の福音書となる。会社・チーム・更には家庭・個人でも“プロジェクト”という考え方や体制でより良いものに出来る。
    著者は若い時に実際に起業して苦しんだだけに説得力が有る。
    このレベルの本を書けるくらいなので、恐らく著者のセミナーやコンサルティングは大人気だと思う。

  • タイトルよりずっと地に足ついた良本。顧客満足を追求すると無限になるが、顧客の不満をどれだけ解消したかで結果を考えることというのは大事な考え方。
    マニュアルに対する考え方がとてもきれいに書かれていて、学生にも紹介できる機会があるといいなと思った。うちのマニュアルもそのマニュアルを守ることでどういう完成形が見えるのかもっと明示しないとな。

  • ベンチャー社長の仕事論。
    自己の経験談だけでなく、大きな視点から仕事のあり方を語る。

    (引用)
    ・時代が変わり、顧客が変われば、勝ち方のルールも変わります。
    ルールが変わったなら、「やりなれた方法」に固執していては生き残れません。
    いままでのやり方で通用しないのであれば、やり方を変えるか、新しいやり方をつくる必要があります。
    これが、いまのやり方をもっとがんばってはいけない理由です。その先に解決策はないのです。

    ・世の中には、2種類の仕事人がいます。
    「目の前の業務をこなす」ことを仕事と思っている人と、「ゲームのルールを変えるアイデアを出し、形にすること」を仕事だと思っている人です。

    ・夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし、ゆえに、夢なき者に成功なし(吉田松陰)

    ・誤解を恐れずにいえば、「顧客満足」を追及してはいけません。
    顧客のためになる商品やサービスは、顧客の満足を高めるためにつくるのではなく、顧客が潜在的に抱えている不満や問題を解消するためにつくることが重要なのです。
    理由は単純で、満足感に限界がないからです。
    …だからこそ、「顧客満足」という概念を捨てて、「顧客不満足の解消」を目指して欲しいのです。

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