ほめない子育て―自分が大好きといえる子に (ヤングママ・パパの「いきいき」子ども学シリーズ)

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著者 : 汐見稔幸
  • 栄光教育文化研究所 (1997年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872930450

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ほめない子育て―自分が大好きといえる子に (ヤングママ・パパの「いきいき」子ども学シリーズ)の感想・レビュー・書評

  • 給食のときなど、「指導」と称して無理矢理食べさせる、みたいなことをしている保育所がまだ少し残っているが、早急に変えてほしい、と書いてあった。1997ねんの時点でそんなふうに書いてあったんだ、と思った。そのことをあら先生に言ったら、「時代じゃないよ」だって。そうかもしれないな。褒めない、というのはちょっと誤解を受けるというか、なかんじだけど、要するに子どもをこちらの価値観にコントロールしないようにする、ということ。親や大人が褒めてくれれば、これでいいんだ、こうしよう、と思うことはまあ悪いことではないけど、あまりにそればかりだと、大人の顔色を見て動く子、褒められないと何もできない子になってしまう。そうじゃなく、「出来るようになって良かったね!」というような、子どもの嬉しい気持ちに寄り添うようなことばがけが、その子自身を認めることになる、ということで、大変うなずける内容だった。

  • 昔のように、子どもは子どもだけで遊んだりすることができなくなった今、子どもとの距離が近すぎて、社会的なルールを教えるということ以外の、親や保育者の好みでほめたり叱ったりという『評価』が増えてきている。
    もっと距離を置いて、子どもが自由にできる環境を整え、見守って認めてあげながら育てていくことの大事さがよく伝わる本だった。

    地域社会の影響力が少なくなった、今の子育ての大変さ、お父さんの育児参加についても書かれてあり、大まかな方針が一致していれば、夫婦の言い分、すなわち文化が違っていても、子どもに矛盾する2つの世界を突きつけていることにはならない。むしろ子どもに色々な選択肢を与えることになる。という部分は、一人めの子どもとの暮らしが始まり、なんとなく、それまでそんなに気にならなかった夫との小さな選択の違いなんかが気になってた頃だったので、あぁ気にしすぎだったなぁと思えることができた。

    直接、ほめることについて書かれてある部分は前半に集中しており、あとは環境の整え方や自主性の伸ばし方などがデータなどとともに紹介されている。

    こういう言い方がいい、悪い、などマニュアルっぽいものを求めている人には物足りないかもしれないが、子どもに対する自分の姿勢を考える時、私にはとても参考になった。

  • 「自己肯定感」の大切さ、褒めすぎる言葉の問題。
    最近なんだかモヤモヤしていた言葉かけにすっきりと答えが見えた。
    私は褒めすぎで、子どもをコントロールしすぎていたんだなと。
    昔の育児には戻ることはできないけど、子ども同士で学ぶこと、親が口を出しすぎないこと、子どもが生き抜く力を改めて信じなきゃなと感じた。

  • 「過剰に注がれる大人のまなざしの下で、子どももしれに過剰適応していく。それが子どもの自己肯定感を弱めていく」「ほめすぎる子育ては子どもの自己肯定感を逆に弱めてしまう。それは端的にいうと、子どもを人の評価に敏感な子どもにしてしまう」というのは確かにそうだと思う。

  • この本を読んで育児が変わりました。<br>
    <br>
    それまでは、積極的な親としてのかかわりをしていこうと思っていたのですが、それはやめました。<br>
    「親として」というような批評的な立場でものをいわず、まなざしを注ぐことで愛情をしめしていくことで、子どもの自立や自尊の感情が育つとありました。<br>
    実際に、ウチのムスメはすこし変わったように思いますよw

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