いま求められる図書館員―京都大学教育学部図書室の35年 (岩田書院ブックレット 17)

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著者 : 福井京子
  • 岩田書院 (2012年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872947427

いま求められる図書館員―京都大学教育学部図書室の35年 (岩田書院ブックレット 17)の感想・レビュー・書評

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  • 著者が大学図書館職員としてどのように働いてきたかが詳細にわかります。

    「専門的な世話焼き」として、様々なサービスを展開している様子がいきいきと伝わってました。
    (ただし、教員に著者の車を貸す話(p.56-57)などは少しやり過ぎではないかと思いました。
    これは図書館職員の業務としてではなく、個人のやりとりではないのかと思います。)

    直接的なパブリックサービスの話が多かったので、できれば、著者が後輩たちをどう育てていたのかや組織のマネジメントについてどうしていたのかも知りたいと思いました。

    ■他のレビュー
    西山, 伸 書評 福井京子著 『いま求められる図書館員 京都大学教育学部図書室の35年』
    http://hdl.handle.net/2433/173410

    【読了】 「いま求められる図書館員: 京都大学教育学部図書室の35年」 (福井京子 著) 空手家図書館員の奮戦記
    http://karatekalibrarian.blogspot.jp/2012/05/35.html

  • 2013/04/10読了。なかなかそこまでできないよなぁ、と感心、反省することしきり。

  • 司書課程のお師匠様に薦められて読了。

    内容は、筆者が京都大学教育学部図書室で受けたレファレンス事例が主だが、報告だけにとどまらず書名の通り、事例を通して筆者の考える「いま求められる図書館員」像が提言されている。

    筆者と寄稿の中で述べられている「コンシェルジュとしての図書館員」が、いま求めれる図書館員の能力であるという考えが私自身の考えと合っていたので、とても読みやすかった。

    そのため、逆に「コンシェルジュとしての図書館員」とはどういうものか、図書館員の仕事はどういうものなのか、ということを人に語るときに本書は役立つと思えた。

    筆者の言葉だけではなく、筆者を外側からみた人々(利用者)の声が寄稿文として収録されていることで、「いま求められる図書館員」の像が、図書館員だけの手ではなく、利用者と共に作られる理想のかたちを実現している本ではないだろうか。

    そして、本書の良さは「いま求められる図書館員」について、実務者と利用者の両方の声が盛り込まれていることで、筆者の職場に限られた目標や理想像ではなく、館種を問わず目指すことができる図書館員の在り方の本質的な部分が語られているところにあると思われる。

  • ライブラリアンという職業は絶滅し、図書館員は倉庫の番人になるしかないのか。京都大学教育学部図書室に勤務していた著者による図書館員コンシェルジュ論。

    とある新聞記事で紹介されていたので買って読んでみました。1600円のブックレットは値段がお高いですが、読んでいて気持ちがホッコリしました。著者のような図書館員にめぐり合えた学生や先生方は幸せです。
    本書は、著者の体験を元にQ&A方式で書かれています。私が感心したのは、無理です出来ませんといった否定的な回答が無いところです。著者は質問者の意に出来るだけ沿った形で努力しています。データーを出さない文科省の担当者とのやり取りは秀逸です。結局データーは出てきませんでしたが、やれるだけのことをすべてやった感じがします。

    図書館員コンシェルジュ論は、まさに「いま求められる図書館員」の一つの回答であると思います。もしライブラリアンという職業は絶滅し、図書館員は倉庫の番人になるとすれば、私には図書館職員の非正規雇用化が進んでいる事の方が、問題が大きいと思います。世の中の風潮は人材にお金をかけないことがもてはやされていますが、今あるノウハウが失われること、ノウハウが蓄積されないことを考えると怖い気がします。

  • 2012/07/14 ぜひどこかで、教科書に。

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