- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872951028
感想・レビュー・書評
-
読み終わるまで随分月日が経過した!一つ一つの文章が詩のように、ゆっくりと味わいながら読むものばかりだから。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【library222所蔵】
美しすぎる、まさしく美しすぎる一冊。
彼の緻密な音楽理論と繊細な感性、無限のイマジネーションが
紙の上に繰り広げられる。二次元でなく三次元で。
色が、円が、立体が、回り、躍りあがり、沈む。
彼の思考や彼の音楽を美しいと思うこと、
それは、私の心が遥かかなた遠く高いところにある「美」という徳や霊性を、彼を通して体感することに他ならない。 -
武満の展示とコンサートに行った後、読んだ。本も同じようにとても、面白く、綺麗だった。
-
装丁、写真、文章。すべて美しい。
-
黒澤明の映画音楽などを担当した現代音楽家、武満徹はすぐれた美術批評家でもあった。この人の言葉はすごくエッセンシャルで美しく、かつシンプル。
-
遺された言葉の断片をちょっと読んだだけでも音楽を聴くように耳を澄ませたくなるようで、 インスピレーションを受けた美術作品と共に武満徹という人を感じられる1冊
-
2006/10/26
-
著作の抜粋と、影響を受けた絵画や自曲のイメージドローイングが掲載。
見て音を想像し、読んで人間性に感銘する本。
彼の審美眼と着想は、優しさと雄大さから。
美術と音楽、自然が、わけ隔てなくごく普通に取り込まれている彼の芸術にいっそう深いものを感じた。 -
たけみったん
-
この人が生きているうちに出会えなかったこと、後悔するばかり。