- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873112169
作品紹介・あらすじ
近年の3Dグラフィック技術の進歩により、ビジュアル面におけるゲームのリアリティは大きく進化しました。ゲームのリアリティを向上させる次のステップは、ゲームに人工知能(AI)を導入することです。本書は、ゲームプログラミングにはじめて取り組むプログラマと、AI技術を理解する必要のあるゲームプログラマの両方を対象に、(従来の)決定論的なAI技術と、(新しい)非決定論的なAI技術を紹介します。本書で解説するのは、「追跡と逃避」「パターンムーブメント」「フロッキング」「ポテンシャル関数に基づくムーブメント」「基本的な経路探索とウェイポイント」「A*アルゴリズムによる経路探索」「AIのスクリプト化とスクリプティングエンジン」「有限状態機械」「ファジー理論」「ルールベースのAI」「確率の基礎」「不確定な状況下での意思決定-ベイズ法」「ニューラルネットワーク」「遺伝的アルゴリズム」など。豊富に掲載された図版とC/C++のサンプルコードが読者の理解を助けます。
感想・レビュー・書評
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2007/03/08読了
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高い割りにつまらないロジックのオンパレード。なるほどと思ったのは量子力学の関数を使った逃げ回るロジックのみ。プログラムの例もプアー。
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(特集:「ゲームを作ろう!」)
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00529951 -
図書館で借りた。ゲームは奥が深い
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【請求記号】0070:2376
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タイトル通り、ゲーム開発に関連するAI技術を紹介、解説した本で、学術的なAI技術に関してはそれほど含んでいません。また、入門書的なプログラミング技法は解説していませんので、基本的プログラミング知識は必須。それ故、対象者は中級者~上級者といったところです。プログラミングはできるけどゲームは作ったことがない、というプログラマーが読むような本です(アルゴリズムがメインであり、作り方が載っているわけではありません)。
だいたいの内容としては
・追跡と逃避
・フロッキング
・A*
・有限状態機械
・ファジー理論
・確率
・ベイズ法
・ニューラルネットワーク
・遺伝アルゴリズム
・etc...
といったもので様々なものがあり、値段に見合う内容となっています。
ですが、ニューラルネットワークやファジー理論などは本書で学びきれるような代物ではないので、その点には注意が必要かと思います。
取り上げられている内容が広い上に、実践的な本なので、ゲームプログラマーを目指す方なら是非ともオススメです。
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目次を見て何ら想像がつかない人にとっては価値がある本。目次に載っているキーワードをおよそ知っている人にとっては不要かと思った。
各章末に参考文献が載っているのはよかった。
サンプルコード等ほかはイマイチ。 -
少し難解だけど、より良いAIの実装について解説しています。
知能を持たせるというよりも、いかに知能があるようにみせるか、という出来るだけ実装しやすい方向で解説されていると思います。 -
プログラムの組み立てには、AIが必要です。