Linuxデバイスドライバ 第3版

  • オライリージャパン
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (615ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873112534

作品紹介・あらすじ

Linux用のデバイスドライバを書くときのバイブルとして多くのプログラマに支持され活用されてきたロングセラー書『Linuxデバイスドライバ』の改訂版。今回の第3版はカーネル2.6に完全対応です。カーネル2.6で様々な機能が追加されたデバイスモデル、カーネルタイマ、メモリ管理、ブロックデバイスについて大幅に加筆修正したほか、TTYドライバ、USBドライバ、その他のLinuxデバイスモデルなどの解説を追加しました。x86以外のアーキテクチャについても触れています。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事で過去に読んだ本。
    デバイスドライバに特化した本。私自身はドライバ開発を担当しなかったが、周りが開発して、非常に重宝されていた印象。

  • これ一冊で実用的なドライバがかけるようになる訳ではないが、カーネル空間でのコーディングの制約等は解るようになるだろう。類書よりは良い本だろうと思う。

  • Linuxのデバイスドライバーの設計者は読むべきでしょう。

    最初に本書にあったのは、10年ぐらい前でした。その頃は、他にLinuxのドライバに
    関して書かれた本がなくこの本を読んで、ドライバを設計しました。
    日本語では、インターネットでも探すのが難しかった気がします。そのため、
    本書が頼りでした。

    今、またLinuxに関わる機会があり、2.6対応の本書を読んでいます。


    基本的なキャラクタ型のドライバから、ブロック型のドライバまで網羅しており、
    サンプルのドライバを交えて解説してくれます。
    サンプルは、オライリーのFTPサイトからダウンロードできます。

    私は、頭は悪い方で、本書を一度で理解できません。しかし、本書は、
    そんな使い方をする本ではないと思います。辞書的に利用することも大事だと思います。
    そうです。そのはずです。

    本書の良いところは、ドライバを設計する知識だけでなく、一歩カーネルに
    突っ込んだ知識を得ることができることです。

    エンジニアであれば、一歩突っ込むべきです。

    Linuxのドライバの設計書におすすめします。

  • デバイスドライバの初版、第2版、第3版と読み進むと、
    Linuxの流れがつかめます。
    USBの記述が増え、たいへん助かっています。

    この本だけでは、デバイスドライバが書けるようにはならないのは、 一般的な記述にとどまっているからかもしれません。
    あるいは、自分にどうしても必要なドライバを書く仕事がないからかもしれません。

    来年こそは、デバイスドライバが書けるようになろうと誓いながら、本を閉じました。

  • 範囲はかなり広範にわたりますので、何か具体的なターゲットがある場合に、その部分だけを読むというような使い方になると思います。ただし、これを読んで実際のドライバのソースコードを書けるかというと、ちょっと難しいです。
    既存のドライバのソースコードを解析する際には多少使えるのではないかと思います。図解があるので、概要は掴みやすいです。

  • Kernelの知識など乏しいので非常に難しい。。。
    時間をかけて習得したいです。

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