アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE)
- オライリージャパン (2009年2月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873113951
作品紹介・あらすじ
アジャイル開発は人のなせる技である。アジャイル開発を極めるためには、その時々で無数の可能性を評価して最善の方策を選択することを学ぶ必要がある。本書は、あなたがアジャイル開発の「道」を極める手助けをしたい。本書では、アジャイル開発の実践方法の1つであるXPを中心に解説する。XPの概要と導入について解説し、XPによるアジャイル開発をチームに導入することを目指す。さらにXPのプラクティスについて詳述する。なぜうまくいくのか、うまくいかないのか、繰り返し実践することでXPが身につき、XPの指針を深く理解できるだろう。最後に、さらなるアジャイルの理解へのアドバイスを示すことで、実践を超えたところにある価値と原則を深く理解することを目指す。アジャイル開発のすべてをまとめた本書は、プログラマはもちろん、テスター、プロジェクトマネージャ、アーキテクト、ビジネスアナリスト、インタラクションデザイナ、顧客などアジャイルに関心のあるすべての人におくる一冊である。
感想・レビュー・書評
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光栄にも翻訳レビューをやらせていただいた書籍。
もちろんその時にテキストファイルでは読んでるけど、書籍の状態で、レビューの時とは違う気持ちで読み直しました。
書籍タイトルには「アジャイルデベロップメント」とありますが、監訳者の二人がつけたサブタイトル「組織を成功に導くエクストリームプログラミング」の名の通り、ほぼまるごとXPの本です。
字も小さく、しかも400ページ超というボリューム。読むのをためらうには十分な材料が揃っている訳ですが、本当にためらってしまうとしたらそれはいかにももったいない。
いろいろまとめて別途自分のサイトに書くつもりだけど、個人的にはPartIIIがすごくよかった。
近々じっくりと読書会でもやりたいなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今までアジャイル開発を扱った書籍がなじめなかったのは、記述内容が観念的、啓蒙的で、自己啓発本のようなうさんくささを感じたからだ。
現在の開発現場ではかならず必須な要素だが、他のスタイルより、肝心な部分がぼかされている事が多かった。
TDDやDDDとの組み合わせで初めてXpは意味を持つのが分かる。
後当然だけど、「ドキュメント不要」と本書は謳っているわけではない。
「無駄なドキュメントが不要」と言っているのが当然だけど理解しやすかった。
ニーズ、基本要求のレベルでは、やはりクライアントが理解できる言語(本書ではユピキタス言語と称している)での提示でコミュニケーションを取るのが一番だ。(ソフトウェア要求は判断が分かれるが、やはり文面化は必要だと思う。ただ、現場ではカードみたいな形式が良いのかもしれない)
コミュニケーション(要件=オンサイト顧客 :アーキテクチャ=チーム)
TDD
が鍵だ。 -
アジャイル
agile
開発
development
software
ソフトウェア開発
プログラミング
programming -
読み終わったー\(^o^)/
アジャイルやらXPやらの辞典的な書籍。プロセスが体系的に書かれていました。
辞典的な位置づけで、机に置いておきたい一冊。 -
アジャイル開発の基本的概念から、プラクティス的なものまで解説。多少量はあるが、一通りまとまっているのが◎。ただ、日本的なベストプラクティスや実際の経験談は無いので、そういった部分は別の書籍なりが必要か。
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アジャイルサムライを読んでおくと、この本の内容を理解しやすく、また挫折せずに読めるんじゃないかと思った。
アジャイルサムライでアジャイル開発の概念や適用方法を学び、この本でさらに詳しく実践方法を学べる感じ。各章の各節ごとにある「質問」の項は、自分が抱いた同種の疑問が載っていて、とても参考になった。なお、この本はXPを題材にしている。
開発者、リーダー(や管理職)、ステークホルダー、コンサル、顧客(発注者ともいうべきか。真に発注したシステムに価値を見出す人)と、これらのどの層が読んでも役立つ内容といった感じ。
パートIIだけでもいいから、世の中のソフトウェア開発にかかわる人全員に読んでもらいたい。そして、携わるプロジェクトの改善の一助にしてもらいたい。 -
アジャイル学ぶならぜひ一読を。
基本が詰まってます。 -
アジャイルの各プラクティスに関する考え方などがわかって面白かったです。
まだ、アジャイル未経験ですが、いつかは導入してみたい。。 -
アジャイルサムライの次の本として読んでいる。
個人的には、XPだけでなくスクラムについての説明も欲しかった。 -
アジャイルソフトウェア開発で使われる手法について一つ一つ説明している本です。アジャイルサムライを読んだあとに読むと理解しやすいようです。