- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873114514
作品紹介・あらすじ
McAfeeの前副社長で、現SaaS部門CTOである著者が、ITセキュリティ産業に長年携ってきた経験を元につづった本。ウイルスやフィッシングから、クラウドや仮想化まで、コンピュータに対するさまざまな攻撃の手口を記し、攻撃への対抗策を考察する。本来攻撃を防ぎ、対策を講じるはずの「ITセキュリティ産業」の人たちが、結果的にかえってユーザを危険にさらしていることや、ユーザが正しい防御策と信じている事柄の危険性を指摘し、ITセキュリティの真の姿を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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コンピュータの攻撃の手口にはどのようなものがあり、どのような対策があるのか。2010年の本なので古いこともあるが、セキュリティに関する知識・考え方を理解することができる。
結局のところ、OSやアンチウイルスソフトの導入・最新化の強制を前提とした上で、利用者のリテラシーを高めることが最善であり、唯一の対策と理解した。
231冊目読了。
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150808 中央図書館
ちょっと内容は古いか。読み物として面白い。マカフィーの中の人として、考えうるかぎりのセキュリティリスク、インシデントに対して、その心構えを説く。 -
パソコンのセキュリティ全般について書かれた本
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情報セキュリティとセキュリティ製品の噂や嘘を暴露する話といったところだろうか。元McAfeeのCTOによるものであるという点において興味を持った。冒頭7割くらいを読んで、セキュリティ業界の人と飲みにいった時に話すこととほとんど違いがないことにおどろき、読むのをやめた。神話というとちょっと大げさで、「セキュリティおやじ居酒屋談義」というタイトルがしっくりくる気がする。
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会社でPCが起動し終わるまでの時間を利用して読んでたら,結構時間がかかった。
読みやすいエセイ。 -
「アンチウィルス」という慣れた言葉を優れた技術を開発したからって避けることはない、という主旨の12章には考えされられました。何か過去の製品よりも優れたものを作るときには名前やジャンルを新しく作ろうとしてしまいがちですが、何の延長にあるものかをお客様に理解してもらうものでしたら一般化した言葉を使ったほうがいいという主張、確かにそうかもしれません。
全体を通して、何か目新しいことを書いているわけではありませんが、McAfeeというセキュリティソフト開発側にいた人(執筆時点では一度離れたが復帰直前らしい)の話という点ではよかったです。セキュリティについての考え方を自己点検できました。著者はソフトを変に薦めるようなこともなく、妙に覚めてた意見を書いていますので偏りはないです。ただ最後の数章が単調なのが残念。 -
セキュリティ業界で働く著者の発言は時に過激とも取れるものがあったり、無謀だと思われたりするものがある。ただ、セキュリティ市場全体を見渡したとき、著者の意見は大きく間違っているものではないと思う。
ただ、「セキュリティ」という言葉の定義が人によって異なる現状からすると、やはりただの夢物語に過ぎない感じも否めない。
一人の技術者の意見として読み流す程度にとどめておき、自分の中で落としこむ作業が必要な書籍だろう。
内容としては面白いので業界関係者は一読してみると良いと思う。 -
セキュリティ業界に身をおく著者のコラム集。と個人的には思いました。
45章ありますが、1章1テーマで短くまとめられているのですんなり読めると思います。
ただ、テーマが網羅的ではないので、例えばCISSPの資格の勉強などには使いにくい本だと思います。単純に読み物として読んだほうがいいです。
続きはコチラ
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/2808452.html -
あー。全部の章を読んでません。
読んだ章も、ところどころ読み飛ばしました。
知らない事実もあったので、ためにはなりました。
こういった視点も必要かなと思います。
なんか、公平な文書じゃない?って思っちゃいました。
(McAfeeの人のようですし)
う~んと、読まれる方によっては、取り扱いに要注意ですね。
(本って鵜呑みにしないようにですね。)