Fab ―パーソナルコンピュータからパーソナルファブリケーションへ (Make: Japan Books)

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著者 : Neil Gershenfeld
制作 : 田中 浩也  糸川 洋 
  • オライリージャパン (2012年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873115887

Fab ―パーソナルコンピュータからパーソナルファブリケーションへ (Make: Japan Books)の感想・レビュー・書評

  • パーソナル・ファブリケーション(個人的な欲求を起点として、身近な問題の解決から、結果としてものづくりを体得すること)の紹介や、その「ものづくり」の教育モデルの紹介。
    「技術と職人が密接不可分に結びついていた時代[…]の工業の原点に立ち戻ることができる。」というようなことが言及されている。

    今のテクノロジーは、手段が目的化されている。

    「現在私たちが当たり前のように利用している大量生産のインフラストラクチャがなかった頃のものづくりは、プロフェッショナルの仕事というよりはサバイバル(生き延びるための)手段だった。」
    「道具を自宅で製作できるようにする目的は、テクノロジーを創造する力をテクノロジーの利用者の手に取り戻すことにほかならない。」(「ものづくりとは」)


    また、LISP言語から、LOGO言語という子供向けの言語が開発されている(「仕事の中の遊び」)人工知能モデルの開発を子供たちにやらせることを目指して開発されたらしい。


    (本当は17台もの埋め込みコンピュータが、テーブルの裏面の何百個ものセンサーマイクロコントローラと接続されているのに)コンピュータがないのはよいわ。(「美術と武器」)といった反応は、人と機械の関係を考えさせられる。そもそも何をやっているのかよくわからないのが機械なのである。((データアプリケーションというものは)ソーセージのようなものだ。
    作られているところは、見ないほうがよい。)

  • なぜ、日本ではこの手の本が出版されないんだろう?というのが読後の感想だ。

    今、流行り?のFabについての本だが、主に、子供にテクノロジーを通して教育すること、その、レポートを中心にまとめられている。
    Fabの発祥はMIT、マサチューセッツ工科大学のようだが、学力とかそういこと以前に、アメリカと日本の教育に関する考え方の違いを感じる。
    日本の教育は、企業組織で機能する基準を満たした規格品を作るのに対し、アメリカの教育は、自律した人間を育てるためのものなんだな、と、思う。

    日本のFabブームが一過性のものではなく、もっと、なんていうのかな?教育の根本に影響を与えるようなところまで進んだものになって欲しいなと切に願う。

  • 技術書ではないので細かい話はさておいて。

    デジタルファブリケーションと遺伝子の自己複製を重ねて説明している、「未来 The Future」の章が白眉。デジタルファブリケーションの普及を、単に「製造設備の小型化に伴う、“ものづくり”の拡散」とだけ捉えているとモノの本質を見誤ってしまう。本章を読むためだけでも購入の価値あり。

    まったく古びておらす、何度でも読み返すといい。

  • 系推薦図書 3系(情報・知能工学系)

    【配架場所】図・2F開架 
    【請求記号】504||GE

    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=158816

  • 「芸術の設計」という本と深い関連があると思いながら読みました。

    http://booklog.jp/item/1/4845907062

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Fab ―パーソナルコンピュータからパーソナルファブリケーションへ (Make: Japan Books)の作品紹介

ものづくりのデジタル化とパーソナルファブケーションの時代を予見した名著(『ものづくり革命』)、待望の復刊。インド、マンハッタン、ノルウェー、ガーナなど世界各地の先駆的な利用者の事例と、そこで使われるツールの両面からパーソナルファブリケーションを解説。

Fab ―パーソナルコンピュータからパーソナルファブリケーションへ (Make: Japan Books)はこんな本です

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