インタラクティブ・データビジュアライゼーション ―D3.jsによるデータの可視化

  • オライリージャパン
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873116464

作品紹介・あらすじ

D3は、ウェブページにロードしたデータからビジュアルを生成するJavaScriptベースのツールです。本書は、プログラマではない人々を対象として、D3を使ったデータビジュアライゼーションのプログラミングについて解説しています。ビジュアルのスキルはあるもののデータやコードをいじったことがないアーティストやグラフィックデザイナ、または大量のデータを持っているがビジュアルやコードを相手にしたことがないジャーナリストや研究者などには、本書が大いに役立つでしょう。もちろん、データの可視化について学びたい読者にもおすすめします。

感想・レビュー・書評

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  • 1章 イントロダクション
     省略

    2章 D3とはなにか
     D3はjavascriptのライブラリでデータをグラフなどで表現してくれる。静止したグラフではなく対話的のグラフを描画してくれるもの。

    3章 技術的な基礎
     HTML,DOM,CSS,JavaScript,SVGなどの簡単な説明

    4章 セットアップ
     D3を使うための準備

    5章 データ
     D3でデータを取り込む方法について

    6章 データによる描画
     棒グラフ、散布図を描画する方法。ほかのグラフライブラリと違ってパーツを一つ一つ設定する必要がある。そのかわり非常に柔軟な操作が可能

    7章 スケール
     線形スケールのみ

    8章 軸
     目盛りの設定する必要がある。自動的に描画してくれるものではない。

    9章 更新、繊維、動き
     データの更新による再描画、アニメーションなど

    10章 対話的操作
     マウスホバリング、クリック、ツールチップなど

    11章 レイアウト
     レイアウト(円グラフ、棒グラフ、Force、)にあったデータ変換をする

    12章 ジオマッピング
     GeoJSONを使って地図を描画する

    13章 エキスポート
     PDF、SVGなどのデータ形式にエキスポートする方法

  • D3.jsの基本的な部分、データのバインドする方法、バインドしたデータを使ってSVGを描画する方法、描画を更新したりインタラクティブにしたりする方法などが解説されている。やや冗長だがネットに転がっているチュートリアルやサンプルコードを解読するよりはずっと分かりやすく、D3に取り組む取っ掛かりを掴むことができるだろう。そしてここから先、かっこいいバブルチャートやネットワークマップや地図上のビジュアライゼーションを作っていくための道のりが果てしないことも分かる。

  • 請求記号 007.64/Mu 79

  • 本の主題がとにかく「d3.jsを使う」という割り切ったところにあるので、そういう意味ではわかりやすく読みやすい。ざっと目を通せば、d3.jsでどんなことができるのかを概観できる。

  • D3 には以前から興味があって(あのデモ画面を見て興味を抱かない人も少ないとは思うが)、いつか触ってみたいと思っていたのだが、良書が出たというので触ってみた。

    HTML, JavaScript の簡単な入門から始まっているところは初心者向けだが、d3 の基礎(データの描画、スケール、軸、イベント処理)に関する説明は丁寧かつ適切だし、レイアウト、Geo マッピングの導入も要を押さえていて素晴しい。Force レイアウトや米国地図の描画は感動的ですらある。d3 をもっともっと触ってみたいという気を引き起こす、良い入門書だ。

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