- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873116563
感想・レビュー・書評
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cのメモリの使われ方が理解できた
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知っているつもりだけど知らないことも意外と多かった。また、関数ポインタとダブルポインタについても仕組みが分かったのは良かった。これまでなんとなく使っていたが、割と危険なことをしていたということが判明したので読んでよかった。それなりに古い本で昨今のコーディングの(暗黙的な)ルールとは異なる部分があるのと、一通りC、そしてポインタを知っていることが前提になっているので人を選ぶが、ある程度Cを使っているのであれば読んでおいた方がいいと思う。
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間違いやすいことを1つ1つ取り上げて説明があるのでとても有益な本です。
1章 ポインタの復習
いろんなポインタ(ポインタの演算)を紹介。
nullの概念の整理はとても役立った。
2章 C言語の動的メモリ管理
C言語でメモリを確保する方法、解放する方法。起しやすい
トラブル、対処法の紹介。でも決定打はなさそう。
3章 ポインタと関数
関数にポインタを渡す方法。関数ポインタを使った関数の呼び出し
などさまざまなテクニックが紹介されている。
4章 ポインタと配列
配列とポインタの関係は深い。誤解されていることも多い(配列の名前はポインタであるとか)
ポインタ記法と配列、関数に配列を渡すときの配列記法とポインタ記法の記述方法
多次元配列を関数に渡す方法、動的配列の作り方
5章 ポインタと文字列
C言語には文字列というデータ型がないのでchar型の配列が文字列として使用される
(wchar_t型も追加されている)関数に文字列を渡す方法、関数にconst charへの
ポインタを渡す、関数から文字列定数を返す。
6章 構造体とポインタ
構造体のメモリ確報、解放の注意点、構造体を使ったデータ構造の構築
7章 セキュリティの問題と不適切なポインタの使用
間違えやすいポインタの使い方、初期化を忘れたポインタの問題、ぶら下がりポインタ
配列の範囲外へのアクセス、文字列操作で起こりやすい間違い、メモリの二重解放
8章 残りの問題
スレッドとポインタではスレッド間でポインタを共有する方法
関数ポインタとコールバック
C言語におけるオブジェクト指向テクニック(構造体を使う)
C言語自体はいろんな言語が作られている中いまだに現役の言語。
まだまだ生き残るのでしょう。 -
最近C言語書く機会が増えてきたのでポインタの復習をしようと思って買った。C言語の勉強は大学以来で、たくさんのことを忘れていた。本書は図説が多く、配列やポインタの表現がわかりやすくて読みやすかった。ポインタだけに絞ったコアな内容だけど、初心者レベルの私でも十分についていけた。
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Javaなどのノリで適当にコードを書こうとしたら、
全然書けなかったC言語初心者には、かなり有用でした。
(8章は現時点では必要ないと思ったので、読み飛ばしました)
"Core Techniques for Memory Management"の
サブタイトル通り、ポインタとメモリ操作を結びつけて
イメージできるようになってきたかと思います。 -
ポインタについてもう一度勉強するために読み始めた。
サンプルも付いていてわかりやすく書かれている本だった -
Cのポインタについての良い習慣やバッドノウハウについてよくまとめられている。自分自身もなんとなく曖昧な記憶になっていたところも確認できた。
文章量もそれほどではなく、図も頻繁に使われていて分かりやすいので、C/C++をこれから触る人だけでなく、既に触ったことがある人も復習がてら読んでも良い一冊だと思う。 -
文字列の扱い (リテラルプール etc) ,配列とポインタの区別など,かなり細かいところまで書いてある.あまり期待してないけど買ってよかった.
その割に読み進めるのが結構簡単なので, C++ の基本的な入門書で手の届かなかったところをかなりカバーできる. C++ のコーディングをするなら必読かと.