- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873117157
作品紹介・あらすじ
「統計を使わずに、Rを純粋にプログラミング言語として学ぼう」というコンセプトに基づいて書かれた本書は、統計学の難しい知識がなくてもプログラミングの経験があまりなくても、プログラミングを学んでみようという意欲さえあれば読める、画期的な書籍です。サイコロを作る、ゲームで遊べるトランプを作る、スロットマシンを作る、という3つの簡単なプロジェクトに取り組む過程で、Rのプログラミング統合環境、RStudioを活用して、楽しみながら効率的にRのプログラミングスキルを身に付けていきます。統計だけに使うのはもったいない、Rのプログラミング言語としての隠れた魅力と可能性と、さらにはデータサイエンスの基礎としてのデータ分析を紹介します。
感想・レビュー・書評
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2階集密:007.64/GRO:https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410164182
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プログラミング経験のない状態で、講義で参考図書として薦められていたので購入しました。
サイコロ、トランプ、スロットといった無作為抽出・反復試行の具体例を実際に書きながら、Rによるデータ操作の基本を身につけることを狙って書かれている。実際に、Rを用いてデータの前処理を行うと、添字操作による抽出や列ごとの操作、ベクトルに着目したコードの書き方といったことが重要で、カードゲームやサイコロを再現するコードを書きながらこれらのことを学べるようになっています。
R for Data scienceが姉妹書とされていて、そちらはtidyverseを用いたデータの扱いを中心に解説されています。本書ではtidyverseに関する記述は多くはなく、base Rを中心に勉強できます。 -
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今までRは単純に統計ソフトとして使って、必要な時にはネットにある達人の方々のスクリプトをそのまま使っていた。けれど、やることが複雑になるにつれてスクリプトの内容やデータ型についても理解が必要になってこの本にたどり着いた。順を追った丁寧な説明で,ようやく中身が理解でき始めた気がする。これからも折に触れて読み返すことになるだろう。
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普段Rを使っていて、何となく分かってるような、でも実は全然よく分かっていない、例えばオプジェクトの属性のことやクラスのことなどが丁寧に説明されている。統計やデータ解析の話が直接出てくるわけではないけれど、Rを使い始めたら、早いうちに一度は目を通しておくと良い本だと思う。
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副題に「RStudioではじめる」と書かれているが,実際はRをプログラミング言語として使うことを目的に書かれた書籍.