カンバン仕事術

  • オライリージャパン
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本棚登録 : 359
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873117645

作品紹介・あらすじ

カンバンの導入についての本格的な入門書!
本書は、計画と見積もりを作り、計測を行い、キューとボトルネックを視覚化し、カンバンを作り、それを使う方法を網羅した書籍です。カンバンを導入するための実践的な入門書。

感想・レビュー・書評

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  • カンバンのベスト。
    メタプロセスの重要さを実践形式で学べるし導入もできる。
    これ一冊でいい。

  • カンバンを知りたいのであればこの本を読むべき

  • システム開発プロジェクトでのカンバン利用法に関する、基本のキ

  • フロー効率性とリソース効率性についての記事をきっかけに、カンバンに興味を持って読んだ。現場に導入するのは容易だが、最適な運用にたどり着くまでにはかなりの試行錯誤が必要そう。しかし理念や意図はとても共感できた。

  • 全員のタスクを管理するためのカンバン
    カンバンの使い方だけでなく、チーム内で協力するための方法(WIP制限)等も。

    使い方はチームの状況に合わせていろいろ変えられる。
    チーム内だけではなく、チーム同士を紐付けるためのツールにもなる。

    一番重要なのは「終わらせることから始めよう」。

  • 仕掛品を少なくする。
    (終わることをはじめる)

  • 2017/10/09 初観測

  • 受託開発している案件の役に立てばと思い読んでみたが、納期、機能、品質が決まっているような案件では取り入れにくいかなぁと思った。

  • ソフトウェア開発における各タスクには着手してからリリースするまでの流れがあり、その流れがスムーズに流れるように気をつけていれば、うまくいくという発想。そのために、ボードを使って問題が起こってないか監視したり、 WIP の数を制限したりする。

    読む前はカンバンボードは単に今取り組んでいるタスクを可視化して共有するためのものだと思っていたけど、実際はむしろ、一人で多くのタスクを抱えてしまったり、ボトルネックとなっているステップや長時間WIPのままになってしまっているタスクがないかといった問題を発見したり防止するためにある。

    新しいタスクに着手する前に、途中になっているタスクを完了させることを優先するという発想も参考になる。

  • Spotify というとても成功しているサービス。
    その開発でカンバンが使用されている。
    なんでもそうだし、どんなツールだって銀の弾丸ではない。
    ただ成功している場所があるのだから、必ず失敗するとは絶対に言うことはできない。

    まず課題。その解決方法に見える化。
    複雑にせず、簡単にやれることをやる。
    そう運用するためのツールがカンバンだと思わせてくれます。

    読むと単純に簡単に見えますが、実際にはそんなことはありません。
    運用にのるまではとても大変でしょう。
    そこをのせるための運用者の力が試されるものだとは思います。

    (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
    ○家族が寝ているときに原稿を書き、家族と一緒に過ごすべき時間に原稿を書き、家族と一緒に遊ばずに267ページあたりを書きながら、意味不明な返事をする。それでも、家族はプロジェクトが終わるまで我々を支えてくれた。(P.xv)
    ○プロセスをより速い流れに最適化すると、リソースの稼働率は低下する。(P.27)
    ○抽象的な概念を教えるのに「コイン渡し」のようなゲームシミュレーションは優れている(P.28)
    ○スループットは、仕事を完了させる速度のことです。追跡するのは、こちらのほうが簡単です。(P.41)
    ●ソフトウェア開発における7つのムダ
    未完成の作業のムダ、余分な機能のムダ、再学習のムダ、引き継ぎのムダ、遅れのムダ、タスク切り替えのムダ、欠陥のムダ(P.129-130)
    ○リーンソフトウェア開発における重要な原則のひとつに「最初から品質を作りこむ」というのがある(P.137)
    ○プランニングポーカーのスマートフォンアプリケーションもある(P.207)
    ○正確な期間の見積もりは、相対的な見積もりよりも難しい。(P.216)
    ○人がモノをつくるのだから、人をつくらねば仕事も始まらない。(P.218)
    ○繰り返しはすべての知識の源泉である。もういちど課題をやりなさい。(P.236)
    ●時間をかけているところを追跡しよう
    (中略)
    1日の終わりに、その日に(最も)時間を使った作業を付箋紙に書いて、ボードに張り付けるのだ。(P.269)
    ○コーチングのカタ、5つの質問。
    1.目標とする状態は?
    2.現在の状況は?
    3.目標達成の障害物は何か?今一つだけ対処するとしたら?
    4.次のステップ(次のPDCAや実験)は何か?何を期待するのか?
    5.次のステップから学べるのはいつか?(P.236)
    ○チームとステークホルダーは、チームが獲得するポイントを追跡する方法を考えて、一定のポイントが貯まったら何をするか決めておく。たとえば、50ストーリーポイントもしくは20件の作業項目が完了したら、夜にオフィスでピザを注文してゲーム大会を開催するといったものだ。(P.276)
    ○リトルの法則(P.302)

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