- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873117683
作品紹介・あらすじ
数学、プログラミング、サイエンスを、新しいアプローチで理解する!
Pythonはよく知られているように、数学ライブラリが非常に充実しており、統計、幾何学、確率、微積分でも威力を発揮します。Pythonの文法は比較的簡単なので、子供やプログラミング未経験者にとって敷居の低い、初心者が取り組みやすい言語です。数学的なトピックを題材にして、Pythonを学ぶというコンセプトで、とても丁寧に説明されており、中高生、理系学部生のプログラミングの入門書として最適です。不等式の解を求めたり弾道をプロットしたり、トランプをシャッフルしたり、フィボナッチ数列と黄金比の関係を探るなど、具体的な問題をPythonプログラミングを通して問題解決を図っていきます。さらに章末の練習問題で知識の定着を図ります。
感想・レビュー・書評
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書名は「pythonからはじめる数学入門」だが、内容は『数学入門』というより寧ろ「数学からはじめる『python入門』」といった印象がある。pythonの便利な数学系ライブラリを紹介し、それを用いて数学(や物理)の問題を解く練習をする、という構成。
確かにライブラリの紹介は有用だと感じた(例えばsympyというライブラリは文字式の処理を可能にしてくれるのだが、pythonってそんなことまで出来るのか!と驚いた)のだが、肝心の数学の内容が、二次方程式の解を求めよう、とか放物線運動をプロットしてみよう、とかで正直あまり面白さを感じなかった。唯一、フラクタル図形を描いてみよう、だけはやってて楽しかったが。そういう意味で、「python入門」としては良いが、「数学入門」としては微妙という評価である。
難易度に関して言えば、if文や関数など基本的な事項は読者が知っていることを前提で進むので、本当のプログラミング初心者だと読むのが厳しいと思う。また、数学的な知識も、読むにあたって(ある程度は)持っている必要がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まだ最初の方を動かしているだけだが、楽しい!!Pythonは普通に複素数が使えたり、簡単にグラフが描け、私のような数学とコンピュータが好きな人間の壺にはまる、おもしろいおもちゃがでてきたという印象。
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図書館で借りた。
よくあるプログラミングで数学を学びましょう、なオライリー本。単純な計算やプロットしてのグラフ描画などを基本として、最終的には微積分の解析やフラクタルなど。
「数学入門」とは言え、どうしてもデータサイエンスやグラフ描画に偏りがちなのは注意点と思う。数学を深めるには一度立ち寄りたい分野ではあるが、それが全てではない。広く、深めていきたいと思った。
良い本ではあるが、「こんな本があったのか…!」という驚きも無かったので星3つの据え置き。 -
2023/12/24から読み始めた。楽しい。
たぶん今時の中学生・高校生とかは当たり前にPythonで数学を勉強したりしているのだろうな…
自分が学生の頃とは全く違う世界。
読み進めたらまた書き足します。
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Pythonの四則演算・複素数・データ型についての扱いと、matplotlib やSymPy など数学系ライブラリについて扱った本。統計については他に専用の本があるから飛ばし読みして、高校数学の計算にあたるSymPyの箇所を読み流した。集合論におけるベン図の描画のところと、初等解析問題のところは特にこの本固有の内容で、参考になった。
ところで自分は括弧の対応を見抜くのが生来とても苦手で、VS CodeやAtomなど高機能エディタが括弧対応をハイライトしてくれることを本当にありがたく思う一人だ。そもそもケアレスミスを見抜くとか、検算とか、そういうのが本当にダメだ。理屈っぽいことが好きなのに手計算がはかどらないのはだいたいその特性に起因している。
手書き計算でもあの機能があれば、おそらく自分は高校数学に挫折しなかっただろうと思う。目視では括弧の対応を自力で処理することができない(たぶん、それを見抜く素養が発達段階で欠落しているのだろうと勝手に決めつけている)。
演習問題各種の取り組みはろくにできていないまま“読み流しただけ”なので、本書の内容が身についたとはいえない。DoingMathWithPython 公式ページの解答例 https://doingmathwithpython.github.io/pages/programs.html を参考に、自力でソースコードを書けるかどうかを試せば、この書籍の内容については仕上がったと言えるだろうと見込んでいる。 -
扱っている数学の範囲が高校数学とかぶってるので復習あるいは予習にちょうどいい感じ。解説は表面的でPythonにも数学にもあまり深入りしていないが入門なのでこんなものかもしれない。最初のやり方だけ覚えてあとは自分で広げていくといった使い方ができる。
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図書館で借りた。むずすぎ
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数学ライブラリが充実しているコンピュータ言語Python。
統計、幾何学、確率、微積分などの数学的なトピックを題材にして、Pythonを学ぶ入門書。 -
Pythonの基礎的な使い方から簡単な応用方法まで記載してある。
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これからの時代「計算」に関しては本当にPythonやIPython, notebookに任せていけると思った。コードに関しても世の中に出回っているものを使いまわせばいいだけ。大事なのは「どの現象にどのモデルを適用すべきか」ということを考えるために、深く現象を理解する洞察力を持っていること、そして数多くのモデルの選択肢を持って、それらを組み合わせることだろうな、と思った。