- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873117768
作品紹介・あらすじ
コンテナツールの標準としての地位が確立されたDockerの総合解説書!
Dockerを活用するために求められる知識・技術を総合的に解説した書籍です。単純なコマンドのDockerの解説書はかなり出版されていますが、本書はセキュリティやモニタリングと行った運用面まで踏み込んだ内容で、現実に開発から運用までDockerを活用する上で役立ちます。
感想・レビュー・書評
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2018/03/18読了
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Dockerなどコンテナ周りの技術は進化のスピードが速いので、書籍も数年経つと内容が古くなってしまって読む気になれない。この本はだいぶ前に買って半分くらいまで読み、そこでだいたい用は足りたので、後半部分は読まずに放置していた。
その後、DockerとKubernetes関連の新しい本を何冊か読み、最近たまたまこの本を2年ぶりくらいに手に取ったら、確かにところどころ古くなっているところはあるものの、逆に他書にはない基本的な部分が説明されている箇所もあり、結局改めて最初から最後まで読み直してしまった。
一例を挙げれば、たとえばetcd。Kubernetesのコントロールプレーン内部で使われているキーバリューストアくらいの認識しかなかったが、本書では手動でetcdをコンテナで実行し、サービスディスカバリの仕組みを構築する手順を紹介している。今さらetcdを手動で起動することはないだろうが、DockerやKubernetesの中身を理解する上で役に立つ。
ほかにも、Lコンテナ環境をGo言語を使って手動で構築する手順とかも、直接は解説していないが、Web上の解説記事へのリンクが掲載されている。
手っ取り早く操作を覚えたり、コンテナに関する最新の知識やツールを習得したりするには不向きな本だが、Dockerの初歩から始めて基本的な事柄をしっかり学ぶにはとても良い本。 -
内容は簡単なアプリケーションを順序立てて実装していく形でわかりやすかった。
Dockerの基礎は身に付いたと思う。
ただ、発売年が2016年で、2019年時点では情報が相当古く、かつ、誤字脱字も多いため、コードが動かないのが誤字のためか、仕様が古いためかが判断つかず、読む(写経する)のにかなり時間がかかった。
逆に言えば、調べる時間を含めて良い学習になったとも言えるが。。。
そういった事情を加味して、4点です。 -
タイトルが単に「Docker」と強い。
Dockerの説明だけでなく、実際の開発環境の構築から本番環境のログ・モニタリングまで手を動かして確認できる構成でした。
昨今のデファクトのKubenetesが複数あるオーケストレーション方法のひとつと捉えられていたりやや内容が古いが、セキュリティの考え方など古典として参照できる良書だと思いました。 -
流し読み。ツールとテクニックが良かった。
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2016年の本なので少し情報が古くなっている部分はありましたが、どのような背景でDockerが使われてどのような利点があり、インフラの運用がどのように変わるかしっかり勉強できる本。
セキュリティ面など本番で使うために気をつけたいことがしっかり書かれていたので、非常に勉強になる本でした。 -
「Docker」はコンテナ化の歴史、VMとの違いを始めとした、コンテナ化ツールDockerの機能、Dockerを用いたDevOpsアプローチの実用例、オーケストレーション等の外部ツールを紹介する本です。
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ほぼほぼ一通りの機能をサンプルを含めて網羅。
セキュリティ面への懸念/対処もあり、参考になる。
ただ、すぐに陳腐化してしまいそうなので、キャッチアップは必須かと。 -
請求記号 007.63/Mo 96