映画でわかる世界と日本

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  • キネマ旬報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873763002

作品紹介・あらすじ

映画とは、社会を映す「鏡」である。半世紀以上にわたり世界中の映画を見続けてきた佐藤忠男が今あらためて"映画をどう見るか"を解き明かす注目の映画論。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:778.2A/Sa85e//K

  • "映画から、各国の文化、風土が見えてくる。そんな一端を著者の佐藤忠男さんの眼を通して語っている本。
    一つ残念だったのは、誤字があったこと。
    人の名前だったので、次の版で直っていることを期待しています。(誤字があったのは、192ページでした。)
    ホラー映画の見方、イスラムの映画などとても興味深く読ませてもらった。アジアや中近東の映画を見る機会がほとんど無い。チャンスがあったら是非見てみたいと思った。"

  • アジアの映画をもっと観たい。

    はじめに
    映画で異文化とどう対話するか
    1 自惚れ鏡としての映画
    2 自尊心の罠について アメリカの自己認識
    3 アメリカ映画のヒーロー
    4 テロと映画
    5 日本映画のヒーローの系譜
    6 怪談とホラー
    7 成瀬巳喜男の目線の演出
    8 二枚目の使命
    9 イスラム映画からの発信
    10 映画で民族主義を超える

  • 今、世界の動向のカギを握っている勢力の最大のもののひとつがイスラム勢力。しかし同時に自分たちの主張を世界に発信する力がもっとも乏しいのもまたイスラムである。

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著者プロフィール

1930年、新潟市生まれ。「映画評論」・「思想の科学」の編集にたずさわり、その後、映画評論家として活躍。日本映画学校校長を歴任。数多くの映画人を育てる。1996年に紫綬褒章を受章。アジアや中東の映画にも精通し、映画文化の世界的な貢献にも寄与。主な著書に、「日本映画史」(岩波書店)「黒澤明の世界」(朝日新聞社)「映画をどう見るか」(講談社)など多数。

「2009年 『意地の美学 時代劇映画大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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