キネ旬総研エンタメ叢書 「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方

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制作 : 金子満 
  • キネマ旬報社 (2011年8月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873763699

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キネ旬総研エンタメ叢書 「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方の感想・レビュー・書評

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  • 「おもしろい」映画に共通する構造を分析して、「13フェイズ構造」として解説した本。
    出版当時の近作を例に、具体的に解説されており、非常に勉強になりました。
    タイトル通り、「おもしろい」映画と「つまらない」映画を見分けられるようになると共に、日本映画の課題も理解できました。

  • 図書館にあり(人口三万人の市なのに三冊!)、タイトルを見て「こんなの、人に教えてもらわなくてもいいよ!」と思ったけれど、友人に勧められて読んだら、なかなか勉強になった。日本映画の弱さをここまで把握して、分析している文章にあたったのは初めて。
    特に「ジブリ映画は全部おもしろい?」「主役級の俳優が複数でている映画で当たりは少ない」など、うなずけるところも多数。
    あと、内面葛藤についてもきちんと描かれていて、その通り!と。
    読みやすいし、映画好きの人なら楽しんで読める。

  • セオリーを語られても、わかることとわからないことがあるなぁ。実感っていうのか。著者の。人となりの。それが希薄。

  • 物語作法に参考になる

  • 「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方を理論的に分析しながら解説。
    「真の主人公」=「変化のある主人公」、対立・葛藤・変化の三幕構成、
    (背景)・日常・事件・決意・苦境・助け・成長工夫・転換・試練・破滅・契機・対決・排除・満足の13フェイズ
    などなど。

    アマルフィや千と千尋の神隠しなどの例を挙げながら理論を説明しているのでわかりやすかった。
    アマルフィはまだ見ていないのでこの書を元に見てみたいと思う。
    (だいたい内容がわかってしまい、さらにはつまらないとまで言われているのではあるが)

  • すごいスッキリしました!
    内容はタイトル通りです。
    そして、映画を見た時に感じる、何か薄らぼんやりとしていたものを、3つのポイントを示してくれることで単純明快に説明してくれた本でした。
    もちろん、この著者の作品に対する評価と私の映画の評価は違いました。
    その辺りはやはり、十人十色の好みがあるのでそうなるのだと思うのですが、それでも著者の説明するおもしろい映画の法則は揺るぎませんでした。
    映画を見る時の3つのポイントは、所謂起承転結である「13フェーズ」、作品のイメージを表す「リマインダー」、誰が「真の主人公」か、ということだそうです。
    この最後の「誰が真の主人公か」をこれまで考えた事がなかったので、衝撃的でした。
    主人公には二通りあるそうです。それが「真の主人公」と「リマインダー主人公」で、これは映画の中で同一人物だとは限らないのだそうです。「真の主人公」は、何かしらの葛藤を初めから抱えていて、13フェーズを乗り越えて自分の葛藤を解決(成長)するキャラです。
    この「真の主人公は誰か」問題を教えて貰ったことで、私の中で色々スッキリしました。今まで、私の中で「面白いとは思わないのだけれど、何故か心に残ってる映画」の理由はこれでした。
    次作の「おもしろい」アニメと「つまらない」アニメの見分け方も読んでみたいです。

  • 個人的には2011年度の1番影響を受けた本。

    ハリウッドでは面白い映画を作るためのシナリオ術があって、エンターテイメント作品の脚本はそのシナリオ術が説くところの法則に従って書かれている。で、日本映画においても、最近のテレビ屋制作映画などに代表される脚本のダメさを指摘する声が大きい。どうすれば良い脚本が書けるのか。また、どういう条件を満たしていれば良い脚本なのかを分かり易く紹介している。

    でも、ストーリーテリング以前の問題でダメさが際立つ日本映画がほとんどなので、そのあたりにも踏み込んでほしかったかなぁ。とくに「素人脚本か!」と観客を憤然とさせる芸能プロダクションと映画会社の力関係とか。

  • 読んでてすごい参考になった。ストーリー+テリングとか。

    今までもどこかモヤモヤしてた一部の映画に対する感想が、今なら具体的にどごがモヤモヤしてたのか言えそう。

    ただ、アマルフィがあまりにもかわいそうで・・・

  • 私の好きな「アマルフィ」が否定的だったのが残念。

  • 間違いなく勉強にはなりました。その意味で☆四つ。
    ただ、時々全く脈絡なく、ある特定の分野を貶める発言が出てくるのが気になります。一般論として、著者が言及する現象は、その分野以外でも十分に起こっていることだと思います。これでは世の中の悪事を逐一漫画アニメのせいにしてる悪徳マスコミのやり口と同じです。
    カバー折り返しの著者経歴を見る限り、著者はその分野でも仕事をされているようなので、何かこの人は個人的にその分野で余程嫌な経験でもしたのかなー、と勘ぐるぐらいしかありませんが。

    この理論の大本である、監修の方の本を読んでみたくなりました。

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