映画プロデューサーの基本知識: 映画ビジネスの入り口から出口まで (キネ旬ムック)
- キネマ旬報社 (2005年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873766201
感想・レビュー・書評
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05/17 せんげんカメレオン ¥105
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製作・配給・興行・二次使用。一連の映画ビジネスの実態を、実際にそれぞれの場で携わる人々の声から探る本。
東宝・松竹・東映、大映・日活、自社製作から事業提携の細分化、各々の移り変わり。ブッキング、単館ーシネコン、拡大。タイアップ等のキャンペーン戦略やパブリシティ活動。流れにおける製作会社の負うリスク、出資。海外との共同製作での価値の変質とルールの在り処。リメイクと契約。総興行がテレビ1局よりも少ない日本の規模、しかし太い言語文化。ほぼDVD=TV?規模と期間と動員の展開とイメージ。映画に流れる感情と、持ち味としての文体。ゼネラリストとスペシャリスト。融資・投資・請負。社会情勢とムーブメント。コンテンツの時代感覚、情熱と嘘…etc。
映画の規模の中で「経験する」ことの難しさが伝わってきます。比例せず狭い業界でもあり、また一方その間にも日々移り変わってゆくわけで。どうしても不確定要素が多く。支点とバランスが本当に難しいな、と感じます。
※ざっとしか読んでいないので、普段なら登録は控えておくのだけれど、「国際ビジネス」と間違えてレビューを書き初めてしまったので、例外的に登録。 -
プロデューサーとは?ビジネスの流れなど。かなり詳しい。でも書いてあることは、他の本と同じだな。
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配給の知識を身につける為、購入。