認知考古学の理論と実践的研究: 縄文から弥生への社会・文化変化のプロセス
- 九州大学出版会 (2000年3月1日発売)
本棚登録 : 5人
感想 : 0件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873786179
作品紹介・あらすじ
本書は、著者がこれからの考古学の理論的・実践的研究の発展に大きく貢献できると考える認知考古学のあり方について模索したものである。現在の認知考古学は複雑な様相を呈しており、認知考古学を称する研究の中にもさまざまなバリエーションがある一方、認知という言葉自体は多用しなくてもその基本的枠組みにおいて認知的といえる研究もある。こうした複雑な状況を整理し、認知考古学の射程を定めていくことが、目的の一つである。主として理論的問題を扱った第1部と、事例研究を中心とした第2部から構成されている。