アルブレヒト・デューラー

著者 : エルンスト・ヴィース 相沢和子

• クインテッセンス出版 (2003年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

絶対的な美を追い求め現在にいたるまでその技術を凌駕するものはいないとすらいわれる幻想と官能、神秘の天才画家デューラーの生涯を描く伝記小説。

感想・レビュー・書評

[atsushi-h55さんの感想 · 2020年2月29日]

ドイツを代表する画家、版画家であるアルブレヒト・デューラーの一生を描いた作品。
ドイツ人とのお付き合いが多いため、教養のため手にとってみた。
煌びやかな成功を収めていたものと思っていたが、身分や学問に対する葛藤などが描かれ、人間味に溢れた人生を送っていたことを知った。
また疫病や当時の政治に、宗教がどういう役割を果たしていたのかとても参考になった。

[dailyharperさんの感想 · 2012年10月17日]

デューラーは画家の中でも、珍しく挫折のない順調な人生なので、ストーリーとしてはちょっと物足りないけど、でも制作の過程についてはとても面白かった。