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- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784874240779
感想・レビュー・書評
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日本語学や日本語教育の分野では知らない人はいないというほど有名な、寺村秀夫先生の著作です。先生は筑波大学でも教鞭をとっておられました。
寺村先生の著作は、日本語学、日本語教育に関心をお持ちの方にはどれも面白いと思うのですが、その中で特に本書をおすすめするのは、本書には、日本語教育の現場でのエピソードが語られたエッセイ(「文法随筆」)が収録されているからです。
先生は、「これまでの文法研究をふりかえってみると、考えようとした問題は、外国人学生の質問がきっかけになったことが多い
(p.295)」と書いておられます。日本語を考える上で、非母語話者の視点、他の言語と比べたときにわかることが、いかに示唆に富むものであるかがわかります。また、ごく身近なところから得られた疑問に対して真摯に向き合う先生の姿勢は、研究者、教師としての在り方を教えてくださっているように思われます。
(2011ラーニング・アドバイザー/人社 TSUDA)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1381231&lang=ja&charset=utf8詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(推薦者コメント)
実践も書いてあるので、読みやすいです。
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