再起動せよと雑誌はいう

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著者 : 仲俣暁生
  • 京阪神Lマガジン (2011年11月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874353691

再起動せよと雑誌はいうの感想・レビュー・書評

  • 面白いのでちょっとずつ読んでます。一見読みにくいサイズなんですが、意外にも読みやすい。用紙のおかげかな?

  • 中俣さんの雑誌愛が伝わる。
    普段読まない雑誌も気になるし、久しぶりにスペクテイターが読みたくなった。
    ジョブスのスピーチが元は雑誌のキャッチコピーだったことに驚き。

  • ちょっぴり辛口、でも雑誌への愛に溢れたコラム集。
    この本を読んで、自分が雑誌を好きだった、そしていまも好きであることを再確認できた気がする。
    かつて雑誌を隅から隅まで読んだ経験のある人にオススメしたい1冊。

  • 1976年に創刊されたポパイは当時の西海外n文化を伝えてくれる本当の意味でのライフスタイルマガジンだった。
    かつてのポパイは今でいうインターネットのようなものだった。

  • 仲俣暁生さんによる様々なジャンルの雑誌分析。POPEYE、BRUTUSから始まって、Mart、OZMagagineまで。「雑誌の人格」とはまた違ったテイストだと思うのですが、詳しい人による冷静な分析、といった感じ。
    今後の雑誌の可能性とか、本誌では「あとがき」にあたる部分をもうちょっと詳しく読みたかった気持ちはある。
    本誌を通じて感じるのは「雑誌」というメディアがうまく規模感とか深さみたいなものが、従来の出版流通だったり、作り方だったりを前提としているものから少しずつズレてきている感覚、問題意識。これからの一つ再起動の可能性として「地域」を挙げていたけれど、「ののわ」なんかを手に取りながら、それはそのズレに対する一つ対抗策になりうるのか、果たしてそれは雑誌と呼べるのか、なんてことを考えたり。

    雑多メモ
    ・個人的に「雑誌」という形にそこまで思い入れがないのだという気づきもあった。
    ・定期購読でなくても、プロフィールをつかんでマーケットインの雑誌なんてのは電子雑誌であればさらにやりやすい気もする。

  • ここ数年来、出版不況と言われ続けています。特に雑誌は元気がなくて明るい未来が見えねえわけですが、特にずんどこだった2011年に日本のいろんな雑誌を取り上げてレビューしたのが本書。
    名前はよく聞くけど読んだことのない雑誌の雰囲気がわかるので、けっこう興味本位が満たされます。
    本のタイトルから「再起動せよ」と煽られているとおり文章には危機感があるのですが、個人的には消費が活性化すれば、雑誌は存外あっさりと復活するんじゃないかなと楽観しております。。。

  • レイアウトが雑誌的でおもしろい。ただ、やっぱり雑誌は終わったメディアのような気がします。

  • タイトルと著者の経歴から、雑誌の現状分析や(説教くさくても暴論でもいい)閉塞感を打破する提言を期待していたのだけれど、完全に肩すかし。雑誌好きの懐古趣味、愛情語りでしかなかった。雑誌産業が崖っぷちに立っている今、業界内の人間がビジネス上の視点なく雑誌の現状を語ることに、もはや現実的な意味はないと私は思う。少なくとも「再起動せよ」なんて銘打つのなら(ノリは「再起動してほしい。そう私は祈っているよ」くらいの感じだろう、これだと)。

    この本の唯一の収穫は、そもそも雑誌好きによる雑誌語りが成立すること自体、メディアとしての雑誌の衰退を象徴していると実感できたこと。かつて雑誌とは、多くの人にとって「別段好きというほどのことはないし、語るほどの思い入れもない。それでも読んでいるもの」であったはずなのに。特定の雑誌がではなく、雑誌というメディア全体がニッチ産業になったということだ。

  • エディトリアルデザインの世界の片隅に片足突っ込みながらろくに雑誌を読む習慣を持ってこなかったけれど、雑誌のカタログのような本書を通読して、気になる雑誌5、6冊、まとめて取り寄せて執筆姿勢からデザインまで改めてしげしげと見て見たくなった。

  • 【雑誌の今昔を知ることの出来る1冊】
    平成生まれの自分には知らない時代も多く、かなり勉強になった。
    雑誌好き・編集志望の方にオススメ。

  • 愛のある目線で昨今の雑誌をとりまく環境を嘆きつつ叱咤してる。
    雑誌好きは読むといい。

  • 雑誌に対して最近思ってたことが、大体すっきりまとめて書いてありました。おすすめです。

  • 装丁、文章レイアウト、構成と読みやすくスラスラ読めるのですが、内容は、ちょっとドライ。雑誌の置かれている現状を知るには手ごろ。

  • 国内外・過去現在と多方面にわたる様々な雑誌。その運命や移り変わり、行く先について独自の視点で語る。

    雑誌を再起動させる足場が、ローカル「地域」にあるという。そこにもうひとつ「個人」というキーワードもあるのではないかと。装丁も工夫されててgood 。

  • 超良書。雑誌ってなんだっけ、価値、今後について考えさせられた。なにより、筆者が一番雑誌を愛してるんじゃないかなあとおもった。たぶん、また読み返す。

  •  2/14(火)にあったトークイベントのテキストです。
     
     遅くなりましてすいません。ようやく書きます。

     以下、本文の目次です。
    目次 
    本書のまとめ
    ローカル雑誌が気になる!
    装丁が面白い
    最後に

    目次

     まず、目次と主に取り上げられた雑誌です。この雑誌以外にも本文外に小さく取り上げられている雑誌が多数ありますので、是非読んで確認してみて下さい。

    1.「カルチャー誌」を超えて
     POPEYE
     BRUTUS
     WIRED
     Pen 
     spectator
     Esquire
    2.「読む」雑誌の現在
     真夜中
     yomyom
     ユリイカ
     群像 新潮
     考える人
     思想地図β
    3.「なんとなく、メジャー」なジャーナリズム雑誌たち
     文芸春秋
     週刊ダイヤモンド
     週刊文春 週刊新潮 週刊現代 週刊ポスト 週刊朝日
     AERA
     COURRIER japan
    4.「趣味」と「実用」のはざまで愛をさけぶ
     Number
     TVBros.
     rockin'on
     AXIS 
     鉄道ファン
    5.「女子」雑誌が面白い
     ランドネ Hutte
     sweet
     Mart
     OZmagazine Hanako
    6.グローバル化の時代に、ローカルに行動せよ
     GRAPHICATION
     kate paper
    あとがきに代えて
     Meets regional Lmagazine ぴあ CITY ROAD
    編集者対談

    その他、多くのコラムあり

    本書のまとめ
     
     本書は、以上のように現在(休刊したものもあります)の雑誌に関して意見を一つずつ述べていきます。そのことで、雑誌の未来を語るというよりは、雑誌の「現在」をあぶり出すという内容となっています。
     「雑誌はきっとこうなるよ!」ではなくて「今ある雑誌はこんなだよ!頑張れよ!」というメッセージがこもっているように感じるのです。
     だからこそ、「再起動せよ」とタイトルに付けたのだと思います。

     さて、構成ですが、大きな流れとして「批判→希望」となっています。
     雑誌市場の縮小が続く中で、カルチャー系雑誌やメジャー雑誌の停滞や衰退を挙げ、その中でも頑張っているような文字系雑誌や女子雑誌、ローカル系雑誌を挙げていく。

     もちろん取り上げた雑誌一つ一つについて著者の分析が入っており、一概に「批判→希望」という流れではありませんが、最後の「6.グローバル化の時代に、ローカルに行動せよ」や「あとがきに代えて」では、明らかに著者なりの希望が見えている文章となっています。

     冒頭に挙げたトークショーで著者が言っていましたが、雑誌愛を前面に押し出すというより、愛を持ちながらも「雑誌媒体が今後どうなっていくかを俯瞰的に分析する」といいった内容となっています。

     自分が知らない雑誌。読んでいない雑誌もありましたが、雑誌が元気だった時代を生きた著者だからこそ書ける内容も多くあり、「今の雑誌が昔と比べて面白いのか」「今、注目の雑誌は何か」などなどが分かり、雑誌好き、出版好きが読むと面白いと言えるでしょう。

    ローカル雑誌が気になる!

     僕が本書を読んでいて気になった雑誌はいくつかあります。BRUTUSやpen、spectator、真夜中、思想地図βなど。
     その中でも、気になったのがkate paperやMeets regionalなどローカル系雑誌です。

     以前、スタンダードブックストアで行われた10時間コミュニテイトークショーや、山崎亮さんのコミュニティデザイン。同じくスタンダードブックストアでのトークショー『”コミュニティと都市再生”』。大きなところでは地方主権... 続きを読む

  • 「STUDIO VOICE」も「ぴあ」も休刊し、「BRUTUS」も最近はめっきり買わなくなり、「TV Bros.」と「サッカー批評」ぐらいしか毎回読まなくなった自分の状況について、何となく納得。雑誌ガンバレ!

  • 1/8付日経新聞 SUNDAY NIKKEI「活字の海で」で取り上げられていた。たぶん、小田光雄の出版業界分析本とジャンルは同じ。

  • カルチャー誌や文芸誌から女性誌にリトルプレスまで「いま雑誌はどうなっているのか?」を、雑誌愛に満ちた筆者の視点で検証。意外と知らない情報も多くカタログ的に楽しめます。紙面のレイアウトも秀逸。

  • 雑誌愛に満ちあふれた本。デザインはちょっと読みづらいが、雑然とした活気に満ちていて楽しい。愛を語る本なので批評としてみればすこし甘めだが、久々に雑誌を作りたくなった。

  • 名前だけは知っている、存在すら知らなかった雑誌を
    知ることができるだけでも十分おもしろい。

    1つの雑誌につき、数種の同カテゴリの雑誌も紹介されているので、
    「この雑誌も読んでみたいな」と、ついついメモが増えた。

    文章はやや辛口とはいえ、不快になるようなものではなく、
    なるほどと思える内容だと思う。

    追記:恥ずかしながら、ジョブズのスピーチで有名になった
    'Stay hungry. Stay foolish.' が
    The Whole Earth Catalogという雑誌の引用であったことを
    この本を読むまで知りませんでした。

  • 雑誌ってほんとに多様。
    本屋が動物園だとしたら
    雑誌のエリアは、絶滅危惧種だらけ。

    「誰がこんなの買うんだろ」というような
    マニアックな専門雑誌がたくさん並んでる。
    その月にしか出会えないタイトルが並んでいるのだから、
    寿命も短い。はかない運命なのです。

    Amazonじゃ体験できない出会いがあるところ、
    おいしいところのつまみ食いができるところ、

    雑誌を知らないあなたには、手にとるきっかけに。
    雑誌が好きなあなたには、もっと好きになることまちがいなし。

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