学校では教えてくれない日本語の秘密

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著者 : 土屋秀宇
  • 芸文社 (2005年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874657775

学校では教えてくれない日本語の秘密の感想・レビュー・書評

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  • 【コメント】
    日本語の書き言葉の矛盾は感じているものの、普段は
    あまり意識はしないものだ。でも、こんな経緯があった
    とは知らなかった。

    *** 分かること
    日本語がどうおかしくなっているのか。
    おかしくなってしまった経緯/歴史。

    *** 対立
    表音派⇔表意派(保守)

    *** 表音派の主張の背景
    1)西洋列強が世界で植民地の分捕り合戦をやっていた
    とき、周りのアジアの国々が植民地にされていった
    なかで日本が生き残るためには、早急に西洋技術に
    追いつかなければならなかった。そんなとき、西洋の
    たった26文字で全てを表せるアルファベットは衝撃的
    だったのだろう。漢字は種類が多く、文字を習得する
    期間も膨大で、アルファベットを国語とする国と比べ
    て不利だと判断したのだろう。

    2)アメリカの占領政策による日本のアメリカ化の一環
    なのだろう。アメリカが国語教育に圧力をかけてくる。
    アメリカの外圧(漢字廃止とローマ字導入)と、それに
    便乗した表意派知識人や官僚の短慮で性急な国語改革
    が推進された。

    *** 新聞の主張の立ち位置
    新聞は国民の民意や良心を代表しているわけではなく、
    新聞の印刷工程の手間を減らすために、個々の国語改革に
    賛成したり反対したりしている。


    【内容】
    著者は現代の歪んだ日本語に危機感をもっている。
    日本語の書き言葉は、長い歴史のなかで自然に培われて
    きたものだった。ところが時の権力者や知識人、外圧等
    により書き言葉が変えられていく。
    全ての変更が悪ではないが、矛盾した書き言葉をあるべき
    カタチに戻すべきだと主張。

  • 昔から日本語が苦手、というより
    あまり好きでなかった理由が
    この本を読んでわかりました。

    そして本当は自分が
    日本語を好きなことを発見!

    現代の日本語はメチャクチャだそうです。

    いつからそのような状況になってしまったのか・・・

    この本を読んで納得。

    今、日本語を話す人には
    読んでもらいたい本です。

  • 日本語の歴史と政治が、こんなことになっていたとはと思わされた。

  • ●2006年10月頃読了
    文章は私的に少し難しかったですが、ためになりました。
    昔の美しい日本語を忘れないでいたいですね!

  • 今日本語ブームですからねえ。乗りましたね,元先生。もう旧字や旧仮名遣いには戻れないのが残念ですね。

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