看護覚え書―看護であること・看護でないこと

  • 93人登録
  • 4.05評価
    • (18)
    • (8)
    • (14)
    • (1)
    • (0)
  • 18レビュー
制作 : 湯槙 ます 
  • 現代社 (2000年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874740996

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
ヴァージニア・ヘ...
夏川 草介
村上 春樹
デール カーネギ...
有効な右矢印 無効な右矢印

看護覚え書―看護であること・看護でないことの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 請求記号 N110/N71 【看護基礎理論】

  • 換気、清潔、陽光、責任、観察、

  • 「クリミアの天使」ナイチンゲールが1860年に書いた覚え書(おぼえがき)。

    はじめにから引用すると、「この覚え書は、看護の考え方の法則を述べて看護婦が自分で看護を学べるようにしようとしたものではけっしてないし、ましてや看護婦に看護することを教えるための手引書でもない。これは他人の健康について直接責任を負っている女性たちに、考え方のヒントを与えたいという、ただそれだけの目的で書かれたものである。」とある。

    専門的な医学知識ではなく、病気にかからないような、あるいは病気から回復できるような状態にからだを整えるための知識が書かれていてる。
    看護について13の項目が記されているが、その中で一番重要なのは「換気と保温」であり、これを満たしさえすればほかは放っておいてもよいとさえ言っている。

    今から150年以上前に書かれているとは思えない内容で、現代でもまったく遜色がないのだが、このようなすばらしい健康に関する知識は未だに認知されていないのが残念である。
    看護師にとどまらずすべての人に役立つのでぜひ読んで欲しい。

  • ナイチンゲールの本を、初めて読みました。
    「はじめに」にあるように、すべての女性に(もちろん男性にも)一読をお勧めしたい内容でした。

    病人の看護としてはもちろんのこと、すべての人の健康な生活のために必要なことが、ここに書かれています。

    「看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさなどを適切に整え、これらを活かして用いること、また食事内容を適切に選択し適切に与えることーこういったことのすべてを、患者の生命力の消耗を最小にするように整えること、を意味すべきである」とのこと。

    つまり、自然治癒力が発揮できるように「外」からできることを、確実に行っていくことがここで言うところの「看護」であると私は受け取りました。

    環境への配慮の大切さ、人の観察の大切さ、そして経験を重ねることの大切さ。

    掃除が苦手な私ですが、家中大掃除をしたい気持ちになりました。
    仕事のためのみならず、自分と家族の健康のためにも、これからも読み返していきたい一冊です。

  • 換気、清潔の大切さが十分にわかる本。看護に携わるのは看護師だけではないということが学べる。

  • 学校で強制的に買わされた。
    所々難しかったり、読むのに時間がかかったが大変ためになる。
    こういう見方で看護や患者を観察すればよいのだとわかった。
    あとは心持ちも参考になった。
    アビラのテレジアの、完徳の道を思い出した。

  • 原著者は、かの有名な近代看護の祖、ナイチンゲールである。

    ナイチンゲールといえば、戦場で献身的な看護をした天使のような人、というようなイメージで知られているが、当然それだけで、これほどまでに世界中に知られる偉人となるはずはない。

    彼女は近代看護の発見者・提唱者であり、また、衛生学者であり、統計学者であり、そして建築にも通じていた。さらに、女性の社会進出についての考え方についても一家言を持つ、ただしバランスの取れた考え方を持つフェミニストでもあった。

    本書では、そのナイチンゲールの思想のうち、主に看護一般の事柄について、丁寧に記されている。ただ、ここでいう看護とは、看護を職業とする者による看護のみを指すのではなく、家で看病(看護)をする一般の方にも向けられている。

    そして、19世紀に生きた彼女の思想は、未だ現在の衛生管理や医療の問題点にもなっているのである。本書から読み取れるナイチンゲールの先見性には、まさに目を見張るものがある。

    翻訳本としても版を重ね、訳は非常にこなれており、読みやすい。看護学生には必読書であることはもちろんだが、ぜひ現在に生きるすべての女性に一読をお薦めしたい本である。

  • 今回学校の課題で改めて読み直しました。それまで持っていた看護に対するイメージの幅が広がりました。

  • 看護師のためのバイブル的、教科書的な本。
    医療関係の人はもちろん、
    人の介護・看護にたずさわっている方々には
    ぜひ読んでみていただきたいです。
    ナイチンゲールは、クリミア戦争の折に
    兵士たちの献身的な看護にあたり、
    「白衣の天使」「クリミアの天使」とよばれた女性ですが
    150年ほども昔の時代に生きたこの女性が書いた、
    いのち・健康・人間の生活・看護に関しての
    理論的・実際的な基本原理 は、今読んでも色褪せることがなく、
    それどころか、あらためて学ぶことが多くあります。

全18件中 1 - 10件を表示

看護覚え書―看護であること・看護でないことを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

看護覚え書―看護であること・看護でないことの単行本

ツイートする